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ズームで講義! 日本の学生さんへ・・・

先日日本の救急救命士の大学に行ってる学生さんへ「アメリカの医療システムについて」と題して、アメリカと日本の医療のシステムの違いについて1時間半の講義をさせていただいた。

毎年日本から病院視察のツアーで来られるナースの方々、看護学生さん、他の医療職の方々へ同じようなテーマでちょこちょこ講義させてもらう機会があるが、こんなことを初めてさせてもらったのは息子がベビーの頃だったので知らぬ間にかれこれ10年以上になっているんだなぁと驚く。

講義を提供する身でありながら、日本から新鮮な目と感覚を持って参加される学生さんや社会人さんに逆に刺激をもらうことが多く、会話の中で日本の現状をアップデートしてもらったり、こちらとしても毎回非常に楽しみでありがたい機会である。

コロナ禍で日米の行き来が簡単じゃない今、こういう現場視察もぱったり昨年から途絶えてしまった。(寂しい。。。) 

が、今回は話しだけでも聞きたいという海外やアメリカに興味のある学生さんが集まるとのことで、視察はないけどいつものようなレクチャーを「ズーム」でお願いしますとのこと。もちろんの快諾😊

昨年、日本の看護大学の授業をズームでやらせてもらったり、職場でもズームでプレゼンとかやったりしたが、相手の顔や反応が見えない感じとか、しょうむないこと言っても一人失笑タイムになる寒い感じがあるので、対人でやる講義のほうがまぁ私は好きかなぁ。。。

とはいえ、このズームの便利さも手放せない。 日米の時差があるにも関わらずクリアに繋がれたり、行き帰りの時間も要らないので終わった2分後には食卓で夕飯食べてる状況があり得るとか・・・。服装だって何着て行こう・・とか考えなくても上半身だけとりあえずちゃんとしてればいいという。。基本ナースのユニフォームか運動服しかもっていない私にはこれは素敵すぎる。(笑) ・・・って絶対同じようなこと思ってる人いっぱいいるよね。。笑  というわけで、コロナ禍が無事終わったとしてもこういうオンライン形式で継続していくのも、ものによっては大いにありだと思うな。。

そんなこんなのズーム講義だが、多少具体的な内容をいうと・・・  私の経験を通しての日本とアメリカの医療の違いについて。在院日数の違い、保険の違い、開業医と勤務医とかいうシステムになってないアメリカの医療体制、分業が進むアメリカ・・などなど、それらシステムや文化の違いから生じる医療現場の違いが日本とアメリカにあること。この面ではアメリカがいい!あの面では日本がいい!というように切り口によって回答は変わり、どっちが進んでいるとかどっちがよりいい・・という単純な回答はないという話しなどなど。。。プラス今回は私の病院のコロナ対策などもしゃべらせてもらったな。。

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しゃべるのは好きだがきちんとした挨拶とか意見を述べるのとかは苦手。とにかく難しくきっちり話せない私なので、大阪のおばちゃんが大阪弁で一人楽しそうに(うれしそうに・・?)経験談を語るという印象になっていると思う。 (目標は上沼恵美子です。。。笑)

そんな私にいつもこういう機会をくださる企画会社の方々には本当に感謝。

そして今回の講義は少人数だったこともあって、学生さんがみんな顔出ししてくれ、聞きながらうなづいてくれてたり、多少(?)笑っていてくれてたりもする様子もちょこちょこ見れ、ズーム講義の中でも一番やりやすい回だったように思った。

私の経験談や話しが、将来アメリカの現場で働いてみたいと考える若者に少しでも刺激になったり、彼らにヒントを与えることができてたらそれだけでうれしい。。 

彼らが安全にこっちの現場を見学したりアメリカ文化を学びに観光に来れたりする日が早く来ますように・・・。

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*上記写真、公開の承諾得ております☺️




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