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アリゾナ遠征

13歳の息子は6歳から野球を始め、12歳までのリトルリトルリーグも卒業し、今はクラブチームと言われる年間通して野球をするチームに所属している。

リトルの最終学年だった去年は今のクラブチームと二股していた。うちの地元のリトルは例年1月に始まり6月に終わる。その最終学年だった去年のリトルは18試合中5試合やった段階でコロナのせいで中断。そのうち再開するだろうと思っていたらそのままコロナ状況悪化し再開せぬまま卒業となった。その間もクラブチームは地域で許されたフィールドを探し、少人数でやったりと、なんとか工夫しながらずっと続けてやってきている。 リトルとクラブチームの決定的な違いは、リトルはお父さんボランティアコーチ、クラブチームは野球を教えることを職業にしている本格的なコーチがいること。月謝もそんな安いわけじゃないし、週末も試合やら遠征やらでつぶれることが多いので、自然とリトルの時よりもより野球が好きな選手・野球に熱心な父兄が集まってくる。そのためレベルもリトルよりも上がるし、同時に競争も激しくなる。

ちなみに月謝だが、うちの息子の今のチームは約3万円。プラス週末にトーナメントがあればその費用が別にかかる。周りの話しも聞いてるとまぁ大体この年齢の子たちのクラブチームはこんな感じのようで。。(うちは一人っ子なのでまだなんとか頑張れるが、これ野球やってる男の子が2-3人いる家族はほんと体力・財力すごいなぁ・・と思う)

クラブチームは、週に2度の練習、週末の練習試合、そしてローカルで開催されるトーナメントに月1-2回レベルで参加が大体のルーチン。しかしこのコロナ禍、うちらの住むカリフォルニアは規制が厳しくトーナメント開催してもらえないので、そうなるとトーナメントやってるところまで行くしかない。😅 そして規制の緩めのお隣のアリゾナ州では大きめのトーナメントが開催されてることが多いので、息子のチームはそれにたまに参加。アリゾナには去年8月9月10月と行っており、今回で4回目のアリゾナ遠征となる。

1月29日金曜は私は休みを取り、息子の学校が終わった段階で出発できるよういろいろ準備。ワンコの一哲とモルモットのマロちゃんはこの遠征には連れて行けないので、ご近所の仲良しのおうちにお願いしに行く。🐶🐹   そして午後3:00過ぎには家を出たが、ホテル到着したのは9:00過ぎ。チェックインして部屋に入ったのは9:30になっていた。渋滞もあったしね。6時間ちょいのドライブ。長いけどどこかでまぁこんなもん・・と思ってるからまぁ耐えられるような、、、しかしやっぱり「長いわぁ〜!」っておいでやす小田のように叫びたくなったり。。😆

アリゾナでのトーナメントといってもアリゾナも広く、各回違うCityなんだけど、今回はBullhead Cityというところ。ネバダ州とアリゾナ州の境界線のようなところにある街。そしてホテルはチームのみんなで一緒のところに泊まっているのだが、そのホテルはアリゾナとの州境の川を越えたネバダ州。川沿いのカジノタウンですごい立地場所もよくいいんだが、ややこしいのはホテルのある場所と試合のある街では1時間時差があること。

iWatch も iPhone も時間変えなくてもオートで時間がパッと変わってくれることもあるが、行ったりきたりしてると今時計が指してるのはアリゾナタイムなのかネバダタイムなのかわからなくなってくる。私の携帯の時計と旦那の時計が指してる時間が1時間違うこともあったり。。。iPhone も充分混乱に巻き込まれとるな。。😅😅😅

ま、そんなこんなで1月30日の土曜は朝10時から第一試合があった。息子はチームのエースでは全然ないが、トーナメントの第一試合の先発に起用されることが多く、今日もそんな感じだった。調子悪いとすぐ変えられることもある。今日も初回のピッチングで(うーむ、、、なんか球が走ってないぞ、、)な投げっぷりで親としてはハラハラな投球から始まったが、回を追うに連れ調子を戻し、また打たれても味方の好プレーでアウトが取れたり、味方が点数を入れてくれたのもあり、最後まで完投し勝利することができた。全員プレーとはこのことですね。ほんとチームのハイスキルの選手達に感謝やね😊

第二試合は全員が二回りくらい大きくないかい?!の大きな選手の揃ったチームで見事大差で惨敗。😣 写真は2試合終わった後の反省会中。

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試合はネバダタイムで1:00過ぎに終わり、そこから子供達は負けた気分を引きずることなく遊ぶ遊ぶ。。(もう少しくらい引きずれ〜)     子供同士でもウロウロできる環境で一緒にお昼食べ、ホテル近辺ウロウロし、ボーリング行ったりマクドナルドへ行ったりしてた様子。私は私で他のお母さんたちとプールサイドでビールやカクテル飲んだり楽しいおしゃべりタイムのみならず、今後の野球環境をどうして行くかのいろんな意見が聞けたり、すごく身になるそして考えさせられる情報収集できた時間となった。そのプールサイドから川越しに見えた景色が1番上の写真。🌇

1勝1敗で終えた初日の結果から2日目の第一試合は午後2時スタートと決まる。なので1日目の夜は大人はホテルのカジノに行ったり、子供は子供同士でみんな遅くまで遊び、2日目の朝はゆっくり起床。ゆっくり荷造りし、ホテルをチェックアウトしてからごはん食べてフィールドへ向かう。その第一ゲームは勝つことができ、もう1試合することができた。最後の試合は4時スタート。なんだか太陽も隠れ、風が強くどんどん寒くなってきた。最後の試合は相手のピッチャーがすごいのが出てきてなかなか打たせてもらえず、残念ながら負けてしまった。うちの息子も打てず・・のままで暗い表情で終了。。。

最後の試合に負けるとその気分を親も子も引きずりながら帰路に着くことになるのであまり好きじゃない。(って誰も負けるの好きじゃないか・・)試合が終わった6時は、ロサンゼルス時間では5時。そこからナビでは渋滞なしの4時間半、夜の9時半には家に着くと出ていたが途中で事故渋滞があったようで大幅に遅れ、帰宅したのは夜の11時前だった。

遠征後の月曜は休みが欲しい~!!と叫びながら、とりあえず学校も仕事もあるのはどうしようもないので、最低限の片づけだけを終わらせて就寝した日曜の夜でした。

まる1年このチームで密に仲良く練習に試合をしてきたが、それぞれの都合や転機もあり、この試合を最後にこのチームを離れてしまう選手が何人かいる。そんなニュースを聞いたりして少し寂しい思いをしている息子と私なのでありました。。。

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