夕映えのところにいてね

有栖川先生と一穂先生のライブトーク、アーカイブ公開ありがとうございました!
仕事で見れなかったのでうれしかったーーーー!
実は当日仕事の休憩中にちょっと見た(終わるところだった)のですけれど、まず先生のお家のリビングらしかったので倒れるかと思いました。

最初から一穂ミチ先生がノリノリでいろいろ聞いてくださるのでありがたかった……
そしてちゃんと「46番目の密室」から読みはじめられたという一穂先生、めちゃ真面目だなと思いました。でも「46番目の密室」から読み始めた方がいい気もするしうらやましいなって思いました。
わたしはたぶん)海の見える奈良に死す」から読みはじめて、この頭のいい二人はなんなんだ……と思って他を読みはじめてそのとき本屋さんで買えるものから買っていったので46番目を読むのは結構遅かったような気がします。
そんなことを思い出しながら聴きました。

最初の方で「うちの警察は紳士なんですってことをね」みたいなことを有栖川先生が言われてて、そうそうそうーーーーみんなオラオラしてないよな……ってニコニコしてしまった。
捜査線上の夕映えではとくに、署長さんはじめ周りから見た火村とアリスの様子がていねいに描かれている感じがして新鮮でした。因幡さんは
たしかにただのファンだった……好きじゃないけどきらいになれない感じ。

一穂先生のお話はデビュー作から好きで、いま連載中の「光のところにいてね」もジリジリしながら読んでいるのですが、静かな文章の中にぱっと鮮明な部分があって、それがすごく暗いところから見たひなたの部分という感じがして好きです。
この解像度の高さは一穂先生の目線とそれをガッツリ言葉にしていく強さからきているんだろうなとライブトークを見ながら思いました。


何回かこれを見返し悶えながらなにをかくかずっと考えていたんですが、キリないな!と思ってこんな文をしたためてみた次第です。

#別文一期一会

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