フリー台本 雨でヤンデレ台詞(女性・1人読み)

*最近フリー台本書いていないので、雨がテーマのヤンデレ台本です。
普通にヤンデレにしようかと思ったんですが、物足りなかったのでこうなりました。
ト書きは最初以外ないシンプル仕様ですが、よろしければご自由にお使いください。


雨×ヤンデレ台詞
 
◆目が覚めたリスナーを覗き込むヒロイン。
あ、起きたかな?
おーはーよー、あはっ。
そんなに驚かないでよー。
私だって。
ほら、隣に住んでる…ね?
思い出してきた?
毎朝会ってるもんね。
今朝だって。
午後から雨降るから持ってった方がいいよー、って。
私の傘、貸してあげたばっかりじゃん。
…頭の中、ぼんやりしてる?
ふふっ、まだ薬効いてるんだねー。
…うん、そうだよ。
くーすーり…睡眠薬。
ちょっと飲んでもらったから、まだしばらくは動けないんじゃないかなぁ。
…どうして、じゃないでしょ。
それを言うなら、私の方だと思うんだけど…?
君…今日、女の子と一緒だったよね。
私が貸した傘に、可愛い子と二人…。
相合傘なんて、ちょっと妬いちゃうなぁー…♪
…あの子、誰?
彼女さん出来たの?
…あはっ、まあ何でもいいや。
もう関係ないんだし。
本当はね?
もうちょっと穏便に行こうかな、って…そう思ってたんだけどさ。
君とあの子を見てたら…あははっ、頭真っ白になっちゃった♪
…だって馬鹿みたいでしょ?
ずっと好きだった相手を、こんな風に横取りされるなんて…。
…ん?
何で君が照れてるの?
…ああそっか、誤解してるんだ?
私が君を好きすぎて、嫉妬のあまりおかしくなっちゃった…とか?
…はぁー、男ってホントにそうだよね。
馬鹿で傲慢で自意識過剰…。
私が君を好きになるなんて、本気で思ってるの?
救いようないね、やっぱり連れてきて正解だわ。
…私が好きなのはさ、君じゃなくて…君と一緒にいた女の子の方。
君、調子乗りすぎ。
私の前であの子に近づいて、おまけに恋人面するなんてさ。
男の分際で、ちょっとやりすぎ。
そういうわけで…君、このまま消えてもらうね?
ああ…大丈夫、大丈夫。
まだまだ薬はたくさんあるから♪
終わったら誰にも見つからないように埋めて、あの子は私が幸せにしてあげる。
…ふっ、泣いたって仕方ないでしょ。
あの子に近づいた、君が悪いんだから。
大人しく天国で、私とあの子の幸せな姿…見守ってね?
じゃ、おーやーすーみ…♪

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