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フリー台本「家庭教師お姉さんのハンドケアと香水染め」

学生の男の子が、家庭教師のお姉さんに情緒ぶっ壊されるお話です♪
お友達の声優さん向けにあて書きしたシチュボ台本ですが、フリー公開おkとご快諾いただきましたので、こちらで公開しますっ!
アドリブ・改変含めてよろしければご自由にお使いください♪


◆本編
◆リスナーの部屋。授業中のリスナーとヒロイン。
どう? さっきの問題解けた?
んー、手こずってるねー。
ふふっ、ダメだよー、すぐ答え聞くのは禁止。
正解だけ教えるのは簡単だけど、それじゃ身につかないでしょ?
一応、キミの家庭教師ですから。
友達感覚は嬉しいけどね。
何がどうやって答えが出るのか、ちゃんとわかってないと。
同じ式なのに、違う数字が書かれてたら、やっぱり解けないままだよ?
ふふっ、そんなに「めんどくさい」って顔しないの。
逆に言えば、理屈さえわかっちゃえば簡単なんだから。
きっと世界が違ってみえるかもねー。
あはは、大袈裟じゃないよー。
理解した瞬間は、すっごく楽しいんだから。
でも、そうだなぁー。
答えはダメでも、ヒントはあげましょー。
 
◆リスナーの手荒れに気付く。
そこの解き方はこっちの…ん?
あー…あ、ううん、勉強とは関係ないんだけど、ちょっと手見せて?
いいからいいから♪
んー、やっぱり少し荒れてるね、キミの手。
気になるなぁー。
…ん?
ふふっ、もしかして照れてるの?
私に手を握られて…♪
そういうところ可愛いよねぇ。
先生的、っていうかお姉さん的には、結構ポイント高いよ?
なんて…ふふっ、冗談♪
喜ぶ前に、こういうお手入れを大事にしなさいね?
ふふっ、ちょっと気分転換しよっか。
勉強行き詰まってるし、少し休憩。
違うこと教えてあげる♪
 
◆リスナーにハンドケア。
えっと、確かこの辺に…ん、あったあった♪
これ、先生愛用のハンドクリーム。
こういうの、つけたことないでしょ?
ダメだよー。
ゴツゴツした手もいいけど、最近は男の子だって美容に気をつけるんだから。
じゃなきゃ、キミの魅力に女の子も気付いてくれないぞー。
ふふっ、今日は先生がやってあげる。
右手出して?
まずこっちからね。
 
◆右手をケア。
私の両手で包んだら…すりすり、すりすり、って。
優しーく揉みほぐしていくよー。
キミの右手に、私の体温を分けてあげるみたいに。
手首…手のひら…手の甲…指を一本ずつ包んで、じっくりと…。
ふふっ、気持ちいいでしょ?
右手がポカポカして、余分な力が抜けてく…。
そのまま、リラックスしててね。
そしたら次は、クリーム出して…ふふっ、ちゃんと見てなさいよ?
最初は私の手の中で、クリームをあっためるの。
ゆっくり、ゆっくり…人肌くらいになるまで。
あったかくなったら…ほら、クリーム塗ってくよー。
不思議な感じかな?
ほかほかでにゅるにゅるのクリーム、キミの手にじっくり塗り込んでくからねー。
キミの指に、私の指を絡めるみたいにして…すりすり、すりすり…。
まんべんなく、全体に…指の間も、しっかりと。
ちょっとだけ甘い匂いするかな?
ホワイトムスクって言うの。
可愛い香りでしょ?
ちゃんと覚えてね。
ホワイトムスク…先生の手と、同じ香り。
ふふっ、こういうこと知ってるかどうかで、女の子からのポイント変わるからねー。
ん…こんな感じかな。
はい、右手は終わり。
次は左手ね。
 
◆左手ケア
こっちも、最初はじっくりマッサージして…ふふっ。
先生の手、クリームついてるから…ちょっとだけ、ベタベタしてるかな?
左手もガサガサだねー。
ん…大丈夫だよ、頑張ってる証拠。
こっちの手も、じっくりあっためてあげるからね。
っていうか、ふふっ…キミの方こそ、大丈夫?
目がぼーっとして、お口は半開きになってるよー?
ああ、照れなくていいってば。
それだけリラックス出来てるんだよね…っと、このくらいかな?
じゃ、こっちもクリーム塗っちゃうよー。
あ、次は一緒にやってみよっか。
ほら、手のひらにクリーム出してあげる。
そしたら先生の手と合わせるみたいに…ぎゅっ♪
ふふっ、手繋いじゃったね。
知ってるかな?
これってさ、恋人繋ぎって言うんだよ?
好きな女の子と、二人っきりで指を絡め合う時の…絶対に離れない繋ぎ方。
このままさ、今度はキミの方からも、お手て動かしてごらん。
そう…そのまま…ゆっくり、ゆっくりね。
お互いの手の中で、クリームをあっためるのを意識して。
キミとお姉さんの体温で、じっくりとクリームに熱を与えるの…。
…手、熱いね。
お顔も真っ赤だ。
照れちゃったかな?
大丈夫、大丈夫…そのまま、そのまま、ね。
…うん、これくらいかな。
それじゃあクリーム塗り込むよー。
また両手で包んであげて…ぬりぬり、ぬりぬり。
キミの左手を挟み込むように…ゆっくり、ゆっくり。
そしたら指の間に、私の指を滑らせて…すりすりすり、すりすりすり。
ふふっ、指先までポカポカだねー。
こんなところかな。
…もうちょっと続けてほしい?
ふふっ、残念でした♪
 
◆ハンドケア終了
はーい、ハンドケア講座おしまい♪
んふふっ、だってもう充分お勉強できたでしょ?
物足りないって顔しても、だーめ。
…ふふっ、それでも嫌なんだぁ? ふぅーん…そうなんだぁ…へぇー…♪
じゃあさ…別のお勉強、してみる?
ほら、こっちとか。
先生の香水♪
キミ、こういうのも付けたことないよね?
試しにやってみよっか。
 
◆ささやき開始。リスナーにハグして、耳の後ろに香水をつける。
ん、ほら…おいでー。
まずはハグですよー、ぎゅー…う。
ふふっ、あたふたしすぎだよ。
香水はね、お耳の後ろにつけるのが一番いいの…♪
抱きしめながらだと、ちょうどいいでしょ?
私の匂い、どうかな?
優しくて甘い香り、する?
これはね、ザクロの香水…ちゃんと嗅いだら他の香りもすると思うけど、わかるかな?
ひとつは桜と、もうひとつはハンドクリームと同じ…覚えてる?
…ん、そうそう、ホワイトムスク。
ちゃんと覚えてるんだね、えらいぞー♪
…じっくり嗅いでみてね。
お姉さんの、香水…今からキミも、同じ匂いになっちゃうんだよ…ふふっ。
それじゃ、つけちゃうね、香水…♪
耳の後ろに…ぴとっ。
ふふっ、ちょっと驚いた?
大丈夫、ちゃんと出来たからねー。
 
◆リスナーの匂いを嗅ぐ。
すんすんっ、すんすんっ…ん、いい匂い。
キミもわかるでしょ?
もうちょっと、お姉さんにぎゅってしてごらん。
遠慮しなくていいから。
ん…心臓、すっごいドキドキしてるね。
香水ってさ、体温でも香りが変わってくるんだよ。
そんなにドキドキしてると…すんすんっ、すんすんっ…ん、ふふっ。
…やっぱりね。
さっきまで私と同じ匂いだったのに、どんどん強くなっちゃうね…キミの匂い。
私とちょっと違う、男の子が混じった匂い。
もう戻れないね♪
…この香水、キミにあげるから。
一人でお勉強するときは、いつもつけるんだよ。
そうしたら…ふふっ、私のこと思い出して、ちゃんと勉強できるよね♪
私とキミの混ざった匂い、しっかり覚えるんだよ。
次回までの宿題だから…ね?

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