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茄子との出逢い、骨董市にて
京都にはお寺の境内や広い公園などで定期的に開催される市がいくつもある。東寺さんでは毎月21日の弘法さん、北野天満宮では毎月25日に天神さん、下鴨神社の境内では古本まつりも開催されたりと、挙げだすとキリがない。ここ1年ほど、ちょこちょこと通うようになったのだけれど今回はじめての買い物らしい買い物をした。
場所は京都パルスプラザ。金土日と3日間開催され、今回で73回目の開催となる「京都アンティークフ
わたしとダルちゃんとダルちゃんが読んだ本のこと_#2
明日、1月24日は「うすい布張りの表紙で 若くして死んだ人の みじかい詩がぽつぽつと載った本」が8年前に生まれた日であり、著者である笹井宏之さんが10年前に亡くなった日でもある。
『ダルちゃん』の中で、この本のタイトルは出てこない。
わたしがこの本のことを知ったのは、1月10日の大阪の夜に聞いた『ダルちゃん』のことを調べていたときだった。どんな本かと気になって探し始めたが、どうやらその本は数年
わたしとダルちゃんとダルちゃんが読んだ本のこと_#1
人と話すときに手が震え、言葉がうまく出てこない。そうこうしているうちに変な汗が止まらなくなり、余計に焦って悪循環。わかってます。絶対うまく笑えてない。そんな状態からやっと少し、外に出てみてもいいかな、人が集まる場所でも平気かな、と思いたち、しばらくしてから気合いを入れて向かった場所で出会ったのが、はるな檸檬さんの『ダルちゃん』でした。
『伴走者』の浅生鴨さん、『ボクたちはみんな大人になれなかった