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2024.5.11 日記、トラペジウム

トラペジウム、見てきた!
CloverWorksの作る歌って踊るアニメなだけあって、結構見に行ってる人がいた。TLを見た感じ、金曜に見に行った人の評判はあまり良くなくて、土曜に見に行った人の評判はそこそこという感じ。
自分としては結構良いアニメだったなと思った。(特に地上の)アイドルって人間がなるには重くて、狂人になるか壊れるかの2択だよなぁというのは分かる気がするし、案外じぶんとアイドル観がマッチしてたと思う。歌って踊るオリジナルアニメ、だいたい好きだしな…。
東西南北(仮)が解散したあとに自分たちの曲がラジオから流れてくるシーンが印章に残っていて、アイドルになって、身も心もボロボロにしたけど、ふと振り返ってみると自分の歌声が世の中に残ってるんだ…と気付く瞬間が切り取られてて良かった。もう4人でアイドルを楽しくやっていた頃には戻れないけど、あの音楽を聞くと4人でアイドルをやっていた時間があったんだと信じられる/思い出せる…というのが、とても真に迫っているように思えたんですよね。僕が6、7年前に追っていた、もう解散したアイドルグループの曲を聞いている時、未だにあの時は楽しかったなぁって気持ちになるように、あの4人も多分、曲を聞いてアイドルやっていた時間が嘘ではなかったと思い返す時間があったのかもしれません。
90分という微妙な時間で全てをやり切る必要があるオリジナルアニメ映画は常々、不利な戦いを強いられているなと感じますが、特に歌って踊るタイプのアニメはこれからもじゃんじゃん作られてほしい。僕が見に行くからさ……。

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