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エモい、だけでは表しきれない


エモい、という言葉が一般的になってしばらく経つ気がしますが、そういえばこの言葉を使う前はどんな言葉で表してたんだっけ。と考えることがあります。
感動した、懐かしい、?
いまやピッタリくる言葉を思い出せないけれど、平成時代は別の言葉で表していた気がします。本当にオタク用語の変遷って面白いなと思う今日この頃です。

いわゆるエモい、の感情が溢れた今月の出来事。

ポスト主は諭吉くん。
彼はもともとスタダ(EBiDANではない)所属のSECRET GUYZというグループのメンバーでした。
FtMの3人で活動していたお兄さんたち、知ったきっかけはプリズが出てたライブにお兄さんたちも出ていて、曲好きだなーと思ってリリイベに行ったのが始まりでした。
割と小規模な界隈で、新参者が珍しかったのか、初めて行ったリリイベで周りのお姉さんたちが見慣れない私に色々と話しかけてくれたり、ガイズのCDをもらったりその後リリイベに行くたびにまたその周りのお姉さんたちにも良くしてもらったりとすごくあったかい環境だったなと思います。
そんなガイズお兄さんたちがグループを解散したのが2018年でした。
先月のnoteで推してたグループが解散したのはプリズが後にも先にも初めて〜みたいなことを書きましたが、推しが芸能界を去ったのとほぼ同じタイミングでガイズも解散していました。改めて自分の記憶力がいかにいい加減なのかを実感して呆れています。
これは完全に余談で、今のスタダがどうなってるかは全くわからないけれど、ガイズとプリズの現場(リリイベやらライブやら)にいるスタッフさんが被ることがたまにありました。
この頃はプリズもガイズもほぼ全ての現場に行っていたので、スタッフさんから「今日はこっちなんだ?」とかたまに話しかけてもらって嬉しいやら気恥ずかしいやら、ガイズのラストライブに至っては整理番号の関係でプリズの当時のマネージャーさん(S井さん)の真ん前で見ることになり、その後の最後のガイズとの写真撮影もS井さんに撮影してもらったりとある意味面白い経験をしました。そういえば風の噂でS井さんは今もウィンくんのマネージャーをしているらしいと聞きました。
タレントよりも裏方が多忙だと思うので、目の下のクマが増えていないか心配です。

話が逸れましたが、3人グループのうち1人は解散を機に芸能界も引退、諭吉くんはバーをやっていたり、もう1人(私の推し)は俳優業をやっています。
そんなお兄さんたちが解散して早6年、SNSはフォローしていたもののそれぞれの個人の活動ばかりで、芸能界から引退したメンバーもいるしもう3人でいるところを見ることはないのかなと思っていた時に冒頭のポスト。
3人全員でのインスタライブのお知らせがありました。
2月4日、6年ぶりに揃ったお兄さんたちを見て堪らない気持ちになったし、コメントをしている視聴者のアカウント名が当時繋がってたお姉さんたちの名前ばかりでそれもまた懐かしく。。今後3人で何かをする、みたいな発表ではなく、純粋に今何やってるの?を各々が話すライブでした。

上から時計回りに推しのシュート様、ポスト主諭吉くん、タイキくん


お兄さんたち、何にも変わってない。。
諭吉くんがもうすぐ40歳って言ってたのが信じられない。同世代では。。?
スクショタイムの画像ですがタイキくんは芸能界を引退して今は会社勤めをしているらしい&彼のSNSでも顔は出していないのであえてお顔が見えないものを載せてますが、タイキくんが当時から1番変わってなかった。すごすぎる。
解散から6年経ってまた再集結した姿を見るとあわよくばプリズも、なんてどこか期待をしてしまう自分。(そういえば先日元メンバーの翼くんがインスタのストーリーでプリズのCDを持った写真をあげてて嬉しくなった)
お兄さんたちが今もそれぞれの場所で頑張ってる姿を見られて本当に嬉しかった!諭吉くんありがとう。


そしてXといえば、Twitterから名前が変わってから色々と仕様が変わったのか、トレンドやおすすめもいわゆるインプソンビの出現やら諸々で使いにくくなったと感じていて、あまり見ることが少なかったのですが。
たまたまトレンド欄を見ていたら令和の時代にYa-Ya-yahがトレンド入りしてたので何事!?と思い見てみたら。

に対しての薮くんの返信がこれ。

令和1びっくりしたかもしれない。
この前の航大と大ちゃんが一緒に雑誌撮影していたのもびっくりだったけど、Ya-Ya-yahまでSNSで交流する時代が来るなんて令和ってとんでもない。

十数年ぶりに2人が会話をしているというところがまた苦しいのだけれど、それでもこうして今また交流が始まったということを世間に公表してくれることに加えて金八のグループラインがあるということまで教えてくれて、当時のオタクとしては突然の情報過多にメンタルが持たない。Xを見ていると改めてYa-Ya-yahを好きだったファンがたくさんいて同じ時代を生きていたであろうファンたちに勝手に嬉しくなり。
そういえば2人のやり取りを見ていて、昔太陽が出ていた舞台も見に行ったことを思い出した。
「プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE」全4部作。エピソード4が多分2017年ぐらい。
太陽が前事務所を辞めて、舞台を中心に活動する俳優になったことを知り、原作を知らなかったものの見てみたい!と思い立って行ったんですが、エピソード4を見る頃にはストーリーにもめちゃめちゃハマってました。
進行上客席降りもある内容だったのですが、その際に近くまで来た太陽の異次元スタイルに圧倒されて、役柄で金髪ロングだったのも相まってライトで照らされる姿はまさに太陽そのものだったなと淡い記憶が蘇ってきました。
(自分の記憶のいい加減さに呆れる2回目ですが、樋口幸平くんと同じ次元の異次元スタイルだった、あと本当にお顔の造形が美しかった)


そんな2人の突然の交流に沸いた数日後は、Aぇ!groupの配信ライブ「僕らAぇ!groupって言いますねん」が配信されました。
グループ結成時にも行った同名ライブのリバイバル版というのか、結成当時のライブを私は見ていなかったのですが、グループが5人体制となった今、何を見せてくれるのかとドキドキしながら視聴しました。
5年前と今の変化、みたいな内容だったのかなと思う。ちょこちょことメンバーが減ったことにも言及していたけれど直接名前を出したりすることはなく。後半になってバンド演奏のコーナーではどうするのかと思っていたら、今までサックス担当だったリチャくんがベース担当になっていて。
正直、そりゃあそうなるか、とも思った。すでに他のメンバーがギター、ボーカル、ドラム、キーボードを担当していたら、彼のベースはサックス担当であるリチャくんがすることになるのかなとも。それでもおそらく今までベースを触ったことのない彼が、力強くベースを弾いている姿を見たらなんだかもう涙が止まらなくて。
最後のプロデューサー宮崎さん(関ジャニ∞改めSUPER EIGHTになった横山くん)の言葉がまた沁みて。
彼のいない場所にスポットライトを当てて、彼のフルネームを呼んで、彼に向けたメッセージを涙ながらに語り。そして最後には彼の持ちネタのギャグポーズを全員でやって。

涙は出たし、舞台としては素敵な内容だったとは思う。5人でやっていくぞ!という覚悟が感じられたし、彼の話はこの日で最後、もう言及することはないという明確な意思表示みたいなものも感じた。
けれど同時に、なぜ最後にこんなに彼を思い出させるようなことをして美談にまとめているんだろうとも正直に思った。
明確な理由が明かされないまま、コンプラ違反という単語だけで憶測が一人歩きしている中、最後に彼に向けてのエールとも捉えられる演出をして、綺麗にまとまったようになっているのが個人的にはモヤモヤとしている。
自分の中のドス黒い感情がネットに載ってしまうことを抑えるべくこれ以上は文字にしないように自制しますが、いろんな意味で忘れられない配信だったなと思います。
そして舞台の最後で発表された京セラドーム2daysでのライブ。この日何かあるのではと勝手にドキドキしていますが、まずは無事にチケットが当たることを祈るばかり。

いろんな界隈のアイドルや俳優を新しく推してみたり、出戻ってみたりとここ最近いろんな推し方をしていますが、新しい推しよりも昔好きだったグループを久しぶりに見たり近況を知ったりする方がワクワクするのって何でだろう、と考えたりします。
昔の推しには青春時代の思い出フィルターがかかっているのか、はたまた年を取ったが故に悲しいかな熱狂的に推すということができなくなっているのか、それとも意識して推しを分散しているから1人(1グループ)への熱量が少ないのか、理由は色々とありそうですが、オタ活をしていく上で散財欲や承認欲求、自己顕示欲は切り離せないのかなと感じています。
現役の頃(こう書くと今はオタクを辞めた、みたいな感じになりますが)にSNSが今ほど発達してなくて本当に良かったなと思います。
過去の推し方や自分の性格を鑑みてみると、Jならライブ前にコンビニのレジでうん十万の会計を写り込ませながら万札を広げてる写真を上げてるだろうし、EBiDANならリリイベのたびにグルショやツーショを加工しまくって載せてレポも書いてるだろうし、K-POPなら飛行機乗りながらストーリーを上げて山みたいに高く積まれたアルバムの写真を韓国語混じりに載せてそうだなぁと各種SNSに流れてくる現役の方々の投稿を見て思います。
今のオタクの皆さんってSNSの使い方上手いですよね、アイドル側が見ていると公言していたり、事務所によってはオタクの投稿に反応したりするのも時代だなぁ、と。
JもEBiDANもK-POPも一度完全に降りた(ファンを辞めた)時期があるので、その度にリセットという意味で大量のグッズ、ペンライト、うちわ、写真、アルバム等々を全て処分しているんですが、当時はメルカリもそこまで普及していなかったので買取業者に送ったらびっくりするぐらい安い値段を提示されて絶望したことがありました。
昔はグッズが出たら割と何も考えずに買っていた時期もあったものの、この経験を経てからまたオタクを始めてからは心の奥底でいつかまた降りるかもしれない、という気持ちが常にあって、今は本当に必要最小限のものだけを買うようになりました。
基本はライブの必須アイテム、ペンライトのみ買っていて、うちわやその他グッズたちはほぼ買わず(コロナ禍でライブが中止になった時に推しへのお布施の意味で生写真を買ったことはありました)、雑誌はたまに電子版を購入、あと楽曲に関しては基本的にCD現物よりもダウンロード派になりました。
どこの界隈でもデフォルトになってきた推しを模したアクスタやぬいぐるみなどは、持ち歩いて写真を撮るという習慣がない上に撮影&加工スキルも低く、さらにそれをネットに上げて他のファンに見せる、みたいな一連のフローが至極面倒で、あとはそれぞれの界隈で仲良くしてもらっていたお友達たちとはすっかり音信不通になってしまっているので、単純に見せる相手がいないというのも大きいです。
グッズの量の多さは目に見えてわかる物だから、推しへの愛を表現するのにはすごくいいなと思ってます。グッズを買うことがイコール推しへの愛の大きさみたいな単純なものではないし、買うのも買わないのもオタク側の自由だから買わないイコール愛が小さいわけでも決してなく。ただやっぱり界隈を問わず、推しの生誕祭とかお祝い事で祭壇を組んでるのを見るとどれも凝っていて、そこに対する熱量と愛情には感嘆します。

色んな界隈にハマって離れてまた戻って、を繰り返した今、私の手元に残ってるのは紙時代のライブのチケット類、チェキ、サイン入りのアルバムと写真やトレカ。
あとはスマホに残ってるツーショット、グルショ、ライブ動画のデータとダウンロードした楽曲、とすごくミニマムになりました。

今も昔も、現場至上主義というのかライブやイベントに行くことに1番重きを置いているので、グッズを集めてコレクションすることにそこまで執着していないこともあり、こういう推し方が今の私には合ってると感じてます。
エモい、を時々感じつつ新しく出会った推したちとの思い出も増やしていきたいなと思いつつ。

そんなこんなで今年の現場初めは来月の龍宮城のFCライブです。ライブハウスでのオールスタンディングだし、龍宮城はペンライトが在庫切れで買えず、代わりの?リングライトは個人の趣向でないため拳を振りかざそうと思います。

すぐ切る\領収書〜/

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