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「発光体」DVD発送!

予約していただいた方に本日「発光体」のDVDを発送させていただきました!大変長らくお待たせさせてしまい、申し訳ございません。秋の夜長をこちはのDVDを観ながら過ごしていただけたらなと思います。大量のDVDの梱包と持ち運びが大変でした。頑張りました。リンノスケ直筆メッセージ入りです。



さてこちらのDVDは本編は通常通りの千秋楽の映像となってとおり、特典として副音声で私リンノスケと井上と編集者の上田さんのコメント付きでテラスハウスみたいな形で観られるようになっております。なのでこちらも是非楽しんで頂けたら幸いです。


また、エンディング明けのラストシーンは撮り直ししたため、お客さん0の状態でお送りしており、変な感じです。今のご時世と近いですが、山科が一度台詞を噛んで撮り直ししたため、テイク2では噛まないように必死に大きく口を開けているところが見所です。

話は変わり、きっとろんどんは結成して5年ですが、僕はこの団体が心から楽しいかと言われればそうではないけどやってます。なぜきっとろんどんをやっているかは、札幌に演劇の文化を築いていくためであって、僕1人の力じゃそれはできないと思ってるからです。違うところで、ある種のパッションを燃やしながらやっています。

例えばきっとろんどんが今年の2月の札幌演劇シーズンに参加して、1000人を超えるお客さんを呼び、客層の過半数が10代〜30代であったこと。この出来事は、それまでの4年間にあえてそうなるようにしてきたので必然的であったと思います。未来を創るのが若者達であるならば、それを支えるのも若者なのかもという考えから、きっとろんどんの公演では赤字ギリギリの2000円以下で全ての公演を打ってきました。初演はチケット代1000円で4日間劇場を借りて2日間の本番で200人動員しほぼプラマイゼロ。投資した20万円も返ってこず。その後の2〜4回公演も同様にトントンで貯まるお金は次回公演で使うための稽古場代などなど。僕らのギャラほぼゼロでした。客演の人達にも固定のギャラではなくチケットバック(売った分1枚何百円というシステム)で、割り切ってやっていただいたのが本当に今になっても申し訳なく感じます。ただそうした倹約と勢いでやってこれた結果、若者のきっとろんどんに演劇を観たことがない若者のお客さんがついてきました。本当に嬉しいことです。

先日井上と打ち合わせ後に飲みに行った帰り、偶然にもきっとろんどんTシャツを着ている若い女の子がいた。大学2年生って言ってたかな〜、ありがとう。君たちのおかげできっとろんどんはここまでやってこれたよ。

さあ、次は再び演劇シーズンにてコントラストです。5年目のきっとろんどんもお楽しみにー!今年中にTシャツ作りますか。ではまた来月。

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