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からだの贈りもの/リンノスケ

 今年もよろしくお願い致します。といってもきっとろんどんは2020年あたりから仲が悪くなってきたため、今年は活動しませんので、こちらの毎週更新のnoteが主な活動場所となります。2022年のきっとろんどんは『男4人のnoteクリエイター』としてやらせていただきます。ということで、個人的に今年もよろしくお願い致します。

 と言いつつも、個々の活動はあると、思われ、4人を見守って、、、下さい、、、(ゲホっ)。チーン。

大阪で飲みすぎて、人生最大の泥酔リンノスケ
(2017年6月)


■年末の公演の乱(2021年12月21日)

 さて、年末に出演させていただいた、SCARTSステージシリーズ 劇団千年王國『からだの贈りもの』(原作:R.ブラウン)について少々のお話を。

 今回は1度きりの公演かつ、このご時世ということで限定60名のお客様にしかお見せすることができませんでした。かなりプレミアですね。僕が途中経過で知った限りでは300名近くの応募があったとか。

■「見てほしい」
 今とはなっては「見てほしかった」という言葉は、自分に酔ってる気がして、普段使わないのですが、見れなかった人はこの作品をもし見てたら「見たかった」と言うだろう。

 そもそも「見てほしい」なんて、気が知れた人以外に言うもんじゃないなと思いますねん。作品なんて2〜3人の顔浮かべて作ってるんですから。だからみんな興味のないものを無理して、よっこいしょする必要ないと思います。「誘われたから行くなんて、あなた自分をなんだと思っているの!?付き合いで行くなんてやめなさい防止措置法発令!汗水垂らして稼いだお金を大事にしなさい!」

■無料公演
 はい。今回の『からだの贈りもの』は無料で見ることができました。声をかけたのは僕の大切な人たち。お陰様で数人が当選してくれました。そしてその他に見れたのは公演のフライヤーが目に留まって、抽選で当たった運の良い縁のある人たち。60名全員の顔と名前は一致しませんが、あの瞬間、全てを抱きしめました。ということもあり、皆様本当にありがとうございました。

 そして、見れなかった方たちのために。近日中に公演映像がYouTubeにアップロードされます。映像でしか見ることができませんが、そちらにご期待下さい。アップロードされましたは、こっそりこの記事にURLを載せておきますので、定期的に注視せよ。

SCARTSステージシリーズ『からだの贈りもの』
エド役のリンノスケさんにインタビュー

ー今回の見所は?
リンノスケ : そうですね。人と人が触れ合うことが躊躇われる今、その触れ合いの尊さを噛み締めることができることですかね。

ーなるほど。今回はどんな役だったのですか?
リンノスケ : そうですね。僕はエドって言うAIDSの末期患者の役だったんですよ。入院と自宅を行き来して、気づいたら体重も半キロ痩せ、最終的にホスピス(施設)に移る決断をして、そこから出て行くという役です。原作ではこのエドの年齢については触れていないので、様々な解釈がありました。

ーどういった役作りを?
リンノスケ : そうですね。まず、HIVやAIDSについての知識を勉強しました。それからAIDS患者を題材にした映画や、本などをみんなで共通の知識として増やしました。あとは、個人的にはなぜ半キロ痩せてしまったのかを身体に落とし込める作業です。10キロ痩せて45キロにしましたね。毎日お腹が空いて大変でした。そして1番大変なのは、死を受け入れること。反発・逃避などの過程を踏んでそここ心理に至るまでを作るのが大変でしたね。最終的に受け入れませんでしたが。

ーなるほど。最後に、この作品を見た人たちはどう受け止めたと思いますか?
リンノスケ : 人それぞれですが、お家に帰ってみんなその日1日くらいは優しくなったんじゃないかなって思います。


インタビュー記事を一部抜粋させていただきました。見たくなった?

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