サウジアラビアでピンクカメハメハとコパノキッキングが優勝

現地時間2月20日に、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場にて、サウジカップ諸競走が行われました。

まずは、3歳馬によるダート1600mのサウジダービー。
ピンクカメハメハは、父が2015年のG1朝日杯フューチュリティステークス優勝のリオンディーズ、母がタバサトウショウということで、G1レースで3勝を挙げたスイープトウショウの弟にあたります。
1勝クラスの身で今回が初のダート戦ながら見事な勝利となりましたが、距離的にもマイルが丁度良かったのかもしれません。
管理する森秀行調教師は、昨年のフルフラットに続く連覇です。
当初予定していた騎手が入国不可となったことで、戸崎圭太騎手が急遽騎乗しました。
戸崎騎手は海外の重賞初制覇です。

続いて、ダート1200mのリヤドダートスプリント。
マテラスカイが逃げを打ち、ジャスティンは後方の内、後方の外からコパノキッキングが追走。
ウィリアム・ビュイック騎手が騎乗したコパノキッキング(Copano Kicking)が、逃げ粘るマテラスカイをゴール寸前で交わして差し切り、サウジアラビアでG1初制覇を果たしました。
わたしとしては、願わくば藤田菜七子騎手に騎乗して欲しかったですがね。
昨年は武豊騎手、今年は戸崎圭太騎手が騎乗したマテラスカイが2年連続の2着で、日本調教馬のワンツー決着となりました。
坂井瑠星騎手騎乗のジャスティンは6着に終わりました。

そして、ダート1800mのサウジカップ。
昨年のフランスのダービーを優勝したミシュリフ(Mishriff)が差し切って優勝。
戸崎圭太騎手が騎乗した、昨年のG1チャンピオンズカップ優勝馬のチュウワウィザードは、後方追走から伸びずに9着に終わりました。

新型コロナウイルスのパンデミックが続く中で遠征した関係者の無事の帰国を祈願いたします。



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