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夜のオンラインBar🍷第二回 開催レポ②
2020年6月。
「オンラインBar🍷」と銘打ったイベントの第二回目をウェビナーで開催しました。ゲストには前回に引き続き、Shinobuさん、Amyさんをお迎えし、ホスト側のMayukoさんが様々なエピソードを引き出しながら、生き方についての対話を重ねました。
こちらのエピソードを抜粋でお伝えします。
Shinobu:今、この本に出て来るとは思わなかったけれど、この3.4年ずっと気にしてることが「父殺し」。エディプスコンプレックスですけどね
Amy:エディプスコンプレックスって深いよね、だいたいのことに関わってる
Shinobu:息子にとっての父とか、娘にとっての父っていう問題が、とてもあると思うよね。大体、我が家に来る子はそのパターンよ。父親との関係が良くなくて
Amy:シェルターだね
Shinobu:このカード(「家を出る日のために」)、今日私が持ってくるんじゃなくてその子に渡せば良かった!
Mayuko:そうね、たしかにシェルターのような場所を持っておけるっていうところが良いよね
Shinobu:一時避難場所ね
Amy:子供にとって見れば「まあ、あなたのママはこう言ってるけどさ~。だけどこうだよ」っていう、ちょっと甘いとか、親と同じことを言わない人の存在が大事なんだよね。親からしてみれば「も~!」って思うようなことを言う、違う世界で生きてる人が近くにいると子供の救いになる。それで、はたと考えて「あれ。でも親はこう言ってたけど、どっちが正しいんだろう?」って迷うとか、そこで揺れないと成長できないんですって、人間は
Mayuko:「家を出る日のために」には「どっちを選ぶ」という選択のカードもあって…その選択肢は、どっちも合ってるけど「今」どっちを選ぶのかっていうものだよね
Amy:そうそう、どっちを選ぶかはタイミングで変わるしね
Shinobu:今、カードを見てるけど「エピソードで伝えて」の内容は結構よく出来てるね
Mayuko:例えば、今見てるのはどんなエピソードの話?
Shinobu:「自分はまだ子供だと思ったエピソードをみんなに伝えて」
Mayuko:見て下さってる皆さんにもチャットでお聞きしてみようかな?
Mayuko:「毎日いろいろなことを学んでいるからまだ子供」というご意見とか、「いろんなことが許せるように、笑えるようになったのでちょっと大人になったのかな」というご意見も
Shinobu:許せるっていうのは素晴らしいな
Mayuko:「親が倒れ自分を頼ってきた時には大人として扱われると感じ大人にならなきゃと思った」
Amy:偉いなぁ
Shinobu:順当です、素晴らしい
Amy:そんなに自分が大人にならなきゃとか思ったこともないし、まだまだ子供だと思ったこともあったかわからないな…
Shinobu:大人になったと思うのはね、人にごちそうできるようになった時は大人だなと思うかな。高いものじゃなくてもね。要は稼いでるってことか
Amy:気付いたらそうなってるからね
Mayuko:自分が決める時がないもんね。置かれたシチュエーションで、多分今自分が出すんだろうなという感じから出してるってことだよね
Shinobu:何だろうね、その気になるっていうのかな
Amy:大人になる入口ね…
Shinobu:私は、その質問を最初にテキストベースで見た時に思い出したけど、16歳ぐらいの時にそういう感覚があったの。稼いでるわけではないのだけれど、もう自分でどうにかしなくちゃいけないな~みたいな感覚があったんです。何でしょうね…ボーイフレンドができたからではないけど…
Amy:私はあれかな、タクシーを普通に使うようになってからかな。若干のためらいはあるにしても、日常的に「もういいよ、タクシーで帰ろう」みたいなことができるようになってた頃かな
Mayuko:その時は自覚してるの?「あ~大人になったな」って
Amy:そうね、若い時の方がそういうことを思うじゃない
Mayuko:私、学校に遅刻しそうなタクシーで行ってたんですよね。学校の最寄り駅からですけど
Amy:高校とか?
Mayuko:…中学校…と高校
Amy:友達4人でタクシーっていうのはあったけど、そうじゃなくて?
Shinobu:遅刻はみんなでするわけではないんじゃない?
Mayuko:そうだよ、私ひとりで乗ってたの
Shinobu:すごいね、お金持ち。まあ、そんな何万円もするわけじゃないしなぁ
Mayuko:そうそう、なんだろう「お金を使うべきはこういう時だろう」って思ってたのかも
Shinobu:すごいな
Mayuko:子どもが大人に変わる瞬間はまさに転機かもしれないけど「人生の転機について詳しくお聞きしたいです。どんなことを考えや行動されたのか」と質問が来てるのだけど、どうですか?聞いてくださってる方も。「あなたは何のために働くのか」っていうテーマもあるけど働く以外にも転機はいろいろありますね
Mayuko:見て下さっている方より、2人はちょっとお姉さんじゃないかなと思うんですが、そういう意味では今後、これから来るであろう転機とかっていうところではどうですか?
Shinobu:たぶん今度は、一人になるっていう感覚よね。私は子供がいて、その自分よりも早く死なないであろう家族がいるのと、そうじゃなく例えば子どもがいない夫婦とかボーイフレンドとか歳の離れた夫とか……そういう場合とは感覚が違うと思うけど。今は仕事もあって先があると思って生きてるけど、明らかに先の方が短いという年齢が来る頃はどうなるのか、想像が及ばないけどちょっと興味あるかな。お友達がいればいいなんて話もあったりするんだけど
Amy:聞いてくれてる人たちにしてみたら、その興味はかなり先じゃないの?
Mayuko:そうでもないと思うよ
Shinobu:先のことはそれだけど、振り返った時の転機はやっぱり仕事を変えたとか
Amy:家族の人数が変わった時かな
Shinobu:減ったり増えたりね。生活環境が変わるのってすごい転機だと思うよ。引っ越しとか物理的環境もそうだけど、もっと言えば起きる時間だとかね。小学生が朝7時に家を出てたのがそうじゃなくなったとか
Amy:たしかにそうかもよ。大人なら大人の時間で好きにできるわけじゃない、それが、子供ができると一気に役所時間になるんだよね
Shinobu:遅くに産むと余計にそう思うよね。自由な時間があってからそこに移るから
Amy:働いたり、自分が何かをやったりしてる時間と、役所時間って合わないのよ。融通もきかないしさ。世の中ってこうなんだなんて初めて知った
Mayuko:Shinobuちゃんはその期間はもう終わったんだよね
Shinobu:終わったね
Mayuko:大人が自由に使える時間から、そのお役所時間になり、そしてまた時間が変わってきたというフェ-ズにあると、それは転機なのかな
Shinobu:変わるもんね。自由度が上がれば、タガが外れたように海外に行ったりとか
Mayuko:しょっちゅう海外に行ってるのは仕事?
Shinobu:仕事で行った先で、プライベートをくっつけちゃうパターン
Mayuko:バタバタ帰って来なくていいもんね。謳歌してるね
Shinobu:まあ、そういうことかもしれない
Mayuko:Amyさんはどう?
Amy:役所時間にしばられるのはもっと小さい時で、今は親として何かしなくてはいけないってことで時間よりも頭が取られる
Mayuko:予測とは違う部分もあった?
Amy:予測してなかったからだと思う
Mayuko:視聴してる方からも「転機は妊娠した時」「出産とか妊娠とかのタイミング」と。その時に自分がイメージ予測もしてなかった変化があるわけね
Amy:変わるというかプラスオンされる感じ
Shinobu:やることが増える
Amy:前は夜も遅かったけど、起きる時間が早くなって保育園や学校の送り迎えの時間が入るわけ。子どもと大人の食事のタイミングも違うし
Shinobu:今日はたとえば何時に食べさせたの?
Amy:今日はこのウェビナーがあったから7時半頃かな
Shinobu:結構優秀じゃない、帰ってきて支度して7時半
Amy:それはすごい優秀な時ね。友達の子を預かってた時に「早い」なんて言われて、他の家はもっと遅いってことも判明したんだけどさ
Mayuko:Amyさんの家もこの前、シェルターみたいなことがあったんだよね?
Amy:自分の子だってまともに見てないのにね。ま、いいんじゃないかな
Mayuko:冒頭の話で娘のお友達の方が来てるっていうことだったけど、自分の拠点ではないところに場所があるのは結構大事だよね。今回この休業のタイミングで、私は結構子供のことも気になるから、子供において家という場所はホームではあるけれどもそこだけが居場所になってしまうのは危険だよね、という話を運営メンバーとしていて。それって大人も同じだよね
Amy:外に出た方がいいよね
Mayuko:そうそう。今はもう一応外出しても良いという話だけど、実際、公にバンバン外出するはあまりよろしくないと思われる中で、家族じゃないところに場所をもつのはすごい大事だなと
<次回、休業中の話と仕事について>
カードゲーム「家を出る日のために」を活用した参加型の「オンラインCafe」を開催しています。ファシリテーターはMayukoさん。
次回は8月9日(日)、8月21日(金)いずれも20:30~
詳細・お申込みはこちらをご覧ください。
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