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古代の戦は呪術合戦から!w

「一つ前の先週の”鎌倉殿の13人”で、呪術合戦やってたろ!?!?!?」

「あれ、爆笑!!三谷幸喜さんの笑いのセンスってあーゆーところがイケてますよね!w」

「あの、でもな?古代から中世末期くらいまでは、いまより人々はもっともっと魑魅魍魎とか妖怪とか祟りとか呪詛とか畏れておったんじゃよね!」

「へー!例えば???」

「例えばね、殷の紂王を、周の武王が滅ぼした戦など、城方は、まずは、城壁上に巫女を並べて、攻めてくる敵を呪い殺そうと、真面目に呪詛ってたんじゃよね!w」

「効き目あるんですか?」

「そのなぁ、みんなそういうことを信じてる時代じゃから、そういう巫女隊が、呪いの呪文を一斉に唱え始めると、敵の足が止まるんじゃよね!www」

「戦う前から、呪い殺されてはたまらない!www」

「そうそれでな、攻め方もまずは、巫女隊を並べて、呪詛返しつーか、呪いを無効にする呪いをかけてから、突っ込んだりしてたらしい。」

「あははははっは!」

「笑い事ではないぞ、何かヒトの奥底に訴えかけるものがあるんじゃろうと思う。」

「それしかし、最近のバトルものでも良くやってますよね!」

「お、気づいたね!!そうそうSAOとか転スラとかもそうじゃよな。まずは、魔法合戦から始まったりするし、そして、回復の呪文唱えられるやつやヒーリング隊おいて、それに専念させたりする。」

「アニメの技術も上がって、そういうときなんだか、幾何学紋様とか浮き出してきて、それっぽく演出しますもんね!www」

「そうそう、”灼眼のシャナ”の頃からそういうのでてき始めたように思うけど、実際は、もっと前からあったのかもしれん。」

「これしかし、それなりにリアリティ(物語上のリアリティ)持って、やり続けられてるところみると、結構、ヒトの奥深くに眠っている何かとリンクしているのかもしれませんよね。」

「現代人は、そういうオカルトとか深いところの何かとか、バカにしているけど、こういう描き方が廃れないところみると、それこそ何かありそうだよね!」

「そうですよね、バカにしても、実際、結構面白がって見てますしね。つまらなければ、みんな見ないし、だんだんそういう映像のアニメも作られなくなるから、結構訴求力あるでしょうね!」

「言葉の力、あるんだよね〜〜〜!!!」

「ええ、面白いですね。これだけ科学文明進んでも、深いところのものに触れることが結構、訴求してくるって面白い。」

「なんにしても、呪詛合戦などにならないと良いですね!」

「中国では、3世紀には、諸葛孔明が”孟獲を七度捉えて、七度赦す”の時に、南西部の異民族に何かあると生贄を捧げて神に祈る、っていうのをやめさせるために饅頭(まんじゅう、まんとう)を作ったと言われていますよね。」

「孔子自身が、怪力乱神を語らずといって、こういう迷信じみたことを嫌がってたしのう!」

「しかし、日本の島では、その頃、ちょうど卑弥呼の邪馬台国の頃で、卑弥呼は巫女で、”鬼道”をよくしたそうですから、同じ程度の文明深度だったでしょうね!」

「平安、鎌倉、室町ってきても、御所の近辺はともかく、坂東、東北、北海道などや九州、四国方面も、一般市民、庶民の文化は似たようなものだった気がしますね。」

「そういう意味では、アニメで、呪詛合戦を楽しんで見ている我らも、実は変わらんかもよ!?!?」

「500年、1000年後の世界からみると、いまの時代もそういう意味では変わってなかったちう評価かもしれないですね!」

「アニメで証拠が残っているからなー!w注釈つけて、後世に残さないと、遺物や痕跡の解釈がとんでもなくトンチンカンなことになっても不思議でもないかもね!?!?!?」

「ま、それはそれ、最近のアニメでも見ましょう!」

「今期は、何が良い?」

「やはり、”であいもん”なかなか楽しいです。」

「いま、バトルもの、見る気がせんからのう!」


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