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躾ができない妻や夫 躾をしない妻や夫 について。整理と解決案。

世の中には躾ができない人がいる。というかパートナーが躾をしてくれないせいで、自分が憎まれ役にもなる苦労についての話かもしれない。その辺について。

離乳食作りと躾は、育児ストレスが爆発しやすいのは間違いない。頑張った割に報われないし、むしろ頑張った(ている)はずなのに、大否定大号泣大イヤイヤされることがあるからだ。パートナー間の躾をするしない問題を解決するために、これから整理したり説明したい。




躾ができない、しない4大理由

1、嫌われることやその可能性を避けたがっている(根性無し、ビビり)

2、自分の仕事ではないと思っている

3、それぐらいまだ、別にいいだろうと思っている(現在の月齢年齢ではまだ早い含め)

4、望ましい躾の作法ややり方を知らない



さて、躾をしない人は4分類できる。

1は、叱るや怒る指摘するということに対して、消極的であったりそれを恐れおののいて避けようとしている場合である。ビビリ。

2は、例えばトイレ掃除や料理を、妻の仕事と思って、一切手や口を出さないように、躾は相手の分野管轄だと思っている場合である。(但し、男社会男脳ではフラットな関係の場合、相手のやり方に相談されるまで口を挟まないのがマナーなので、思うことはあっても口や手をあえて出さないようにしている場合もある。部下や召し使い、格下、奉仕されるべきという風に下に見てる人だと、口だけだす最悪。)

3は、相手と自分の躾やマナー、行儀、品について育児の価値観の違いと、あとはそれをいつ躾という形で実行するかのタイミングの違いによる。

4は、そもそも野球のルールを知らなければ、その時の最適な行動をとれないように、躾についての作法やマナーやらの知識不足で、動けない状態である。右も左もわからない新入社員みたいなものだ。





相手のタイプ別の対処法

1の性質が強い場合の対処法

虐待されている子供であっても、親を嫌いだとなったり親に攻撃的にはならない。親と引き離されそうになると、虐待気味でも親をかばったりさえする。(養育者からとにかく捨てられないようにする生存戦略本能による行動かもしれないが、結果だけ見れば、子供のうちは親は神様で絶対正解で、きらえないのだ。)

いわんや、愛情をもって接し暴力や暴言を使わないで何かを指摘する行為で、子供から嫌われるかも・・・嫌われたくない・・・、なんてビビリ心配性すぎる以外のなにものでもない。

あるいは、自分がどう思われるかという一時の話より、この子の将来の為する行動の方がよほど価値があるという話を伝える。




2の性質が強い場合の対処法

躾もあなたの仕事、躾もしてほしいと伝える。

⇒ やり方がわからないよ・・・。 4の作法・マナーの項目へ。

⇒ 忙しいし、他にすることがある、俺には向いてない等の言い訳

⇒ 二人から責められると子供も疲れる、二人で違うことを言うと子供も混乱するから叱る役は1人の方がいい等の 叱る1人説を展開する。


相手がどういう反応を返すかで対応が異なる。自信がないとか、具体的にどうしたらいいんだろうとか、躾についての知識不足で二の足を踏んでいるような反応ならば、一緒に勉強しようとか、この動画や本を私は参考にしていると伝えて一緒に学ぶ姿勢を伝える。

何かそれっぽい理由をつけて避けようとしている、逃げようとしている反応ならば、つまり、非協力的な反応ならば、色々と面倒だ。やりたくなーいと言っている人を説得するのは困難だから。正論を言っても効かないし、丁重にお願いしても、上手くいく度に褒めてみても、まぁ効果は薄い。なので、多少の改善でも十分と満足するか、相手の躾についてはしょうがないと割り切るかの二択だろう。

叱る役一人説を提唱してくる場合。それっぽいことを並べたとしても、同時に二人で同じ内容のことを叱らない。追撃、追い打ちしないを除けば、一人説は誤りである。躾と言うと小難しく思えるが、単純に言えば、悪いこと、間違った行動の指摘と正解を教えることである。子供は、周りの大人からも、絵本からも、先生からも、テレビからも、教育番組からも、友達からも、こうしようね♪のしつけを学んでいるわけだ。言い回しや言ってることが少し違ったりも当然している中で、自分なりに取捨選択や使い分けをしながら学んでいく。つまり、そもそも一人から学んでいるわけではないので、一人説にこだわるのが間違いであるし、同様に、微妙なしつけの違いも受け入れながら、人による違い、時と場合や前提条件の違い、で正解はさらに複雑になることも学ぶ。躾の基準も微妙にぶれるのは当たり前なので、やはり一人説は間違いである。





3の性質が強い場合の対処法

夫婦間のすり合わせの問題、領域なので確実な正解はない。

・躾の時期に関する価値観

・躾の程度範囲に関する価値観

・躾のやり方、強弱等に関する価値観


時期については、別記事で述べたけれども、今、そのときに行う躾の理屈や理由をその子が理解できないと思うなら、まだそのしつけは早いが時期の基準であると思う。躾の程度範囲ややり方は、各家庭の方針があるので何とも言いがたいが、今のところこれが効果的というある程度の理屈や方法があるので、下記事を参考にしてほしいし、色々本も出ているので自分にしっくりくるものを参考にしてほしい。



4の性質が強い場合の対処法

自分が学んだことをお手本として見せていれば、そのうちパートナーも学んでくれると思う。しかし、効率よく伝えたいのなら、学んでほしいとありのままに伝えた上で、自分が参考になった教材を伝えよう。3であげたような躾の基礎ルールみたいな内容はすでに巷に溢れているので、そんなに教材に苦労はしないと思う。

尚、私見だが、最悪片方だけの躾になっても子供の成長には何ら問題ないと思う。上述の通り、本当の意味での一人躾などというものは、この世にないからである。

各両親の言うことが全く真逆であるとか、パートナーのいない時に相手の基準ややり方を小ばかにしたり否定するようなことを言う方が問題である。つまり、子供が明らかに混乱したり(上司がそれぞれ相反するようなこといったら混乱して顔色を伺うようになるし、同じ人でも真逆場当たり的な事ばかり発言していたら、混乱して顔色を伺うようになる。)片方(自分にとぅて好ましくない人や発言)の言うことは無視軽視していいみたいなメッセージを送ることの方が悪影響になると思う。ただ素直に、みんな基準は微妙に違うよという態度で接すること。パートナーと価値観が違いすぎる場合は、あらかじめその差について話しあっておくことだ。





終わりに

というわけで躾をしてくれない相手を分類し、その場合毎の対処法を述べました。参考になれば幸いです。躾は大変だと思う反面、慣れてくると勝手がわかってきて楽になるし、凄く自分が試されていて、これでいいのかと迷う時が出てきます。みんなそんなもんだと思います。

初めは大人がしっかりしていれば、子供も大人を真似して、躾なんてそんなに苦労しないだろうと思ってた時期もありました。甘かったです。こういう状況なら、こうする。こういう場所ではこうする。当たり前に身に付いているものも、言語化して話さないと子供には全く理解できていませんもの。

また、思いやるとか先を予測するとか、こうしたらこうなるからやめようとかそういう複雑な思考も子供は失敗経験の繰り返しで学ぶしかありません。他にも、興味や好奇心から、こうしたい!と大人から見れば困る行動もあります。ずっとてを洗って水やお湯を出しっぱなしにするとか。後は、自分に注目して!とかイタズラわざとな気持ちで駄目とやや知りつつもやったりすることもあります。お手本を見せていても子供の未熟さ好奇心で、とんでもないことをしでかす訳です。その度に正解を教えて、導いてあげないといけません。


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