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婚活は社会的な無駄で無慈悲。婚活の効率化。無駄を省く。

初めに断っておくが、今の結婚制度を全肯定していないし、結婚が単純にすばらしいものだと推奨する気もない。ただ、1度でもこの人とずっと一緒にいたいと思えるパートナーと出会い、愛、慈しみ、安心感、温もりを感じる経験は、やはり人生を豊かにするものだと思う。それが最大瞬間風速でしかなかったとしても、思春期の片思いのようにふと思い返して、心震わせる良い思い出になる。※本記事のアイディアは自由に使ってください。



看板もメニューもない飲食店

さて、現状の婚活は無駄が多い。例えるなら、町中の飲食店が、看板もメニューもないような状態だろう。お腹が空いている、何か食べたい。でも、本当に食べたい自分に合う店が外からじゃわからない。とりあえず足を運んで勇気を出して入ってみても、値段や量、質、ドレスコード・・・、色々かみ合わなくて、疲れてしまう振られてしまう。失敗する。それを社会全体全員でやっている。無駄すぎる。


一昔前なら、お腹が空いたとなれば、そうやって失敗覚悟で色々動いてご飯を食べる、そして自分に合った店をいずれ見つけるという行為が、みんながしていることで自然だったろうし。縦や横のつながりのおかげで、なんとなくあなたに合いそうな店はここだよと教えてくれる周りの人もいただろう。しかし、現在ではそういうつながりは余計なお世話と切り捨てられたし。コンビニ、スーパー(オタク趣味、AV、大人のおもちゃ、疑似恋愛性欲サービス群)が十分そろっているので、大変な開拓をしなくても、自分のお腹を満たしてくれる値段や中身がはっきりしているものが溢れていて、お手頃でお手軽だ。失敗して傷つくリスクも少ない。コンビニのよく知ってるあの味のお弁当で十分だとなってしまう。お、新作でてる今日はこっちで!!が続いてく。パートナーとの愛の企業的経済的搾取だ。愛はビジネスではなくシステムや暮らしの中にあるべきだろう。


色々旅して経験して、最終的にたどり着く結論がコンビニなら、それは正解だと思う。しかし、失敗やリスクや面倒さから疎遠になってコンビニで手を打ち続けるのはやはり違うと思うので、1度は試してほしい。あるいは数度の失敗でめげないでほしい。とはいえ、誰だって失敗したくないし数度失敗が続けば気も滅入る。そんなことを社会全体で繰り返していくのもバカらしい。といううわけで、ようやく本題へ。



AIを利用した結婚システムの構築

趣旨としては以下の通り。

結婚するパートナー同士の容姿(顔と体格)には、規則性がある。

AIと画像認識技術を利用して、結婚した人同士の容姿を集めて関連付ける。

容姿の系統・作り等で結婚しやすい相関性の高い指標、評価システムを作る。

指標に基づいた出会い、マッチングを行う。



細分化すれば人間は多種多様だが、結婚する人同士の容姿のパターン、傾向と捉えれば基本の50に、派生した200通りもないと思う。30番の人は、27~31の人あたりとくっつくのだ。卑近な例でいえば、ギャルはギャル男とくっつくし、美人はイケメンとくっつくし。DQNはDQNと。結局はみんな自分と似通ったあたりの人を選ぶのだ。例外としては、母集団内の中で一番近い人が、その人しかいなかった場合、母集団に偏りがある場合である。若い男女が2人しかいない村ならば、その2人でくっつくしかない。



スクールカーストの在り方にも等しい。上位グループは上位グループでつるむ。付き合う。下位は下位と。容姿(顔と体格)が基本であり、+アルファでその社会集団が美や善とする価値役割の評価が高くなる。小学校では、足が速い運動ができること。中学ぐらいでは学業やバンドギターも加わる。高校大学では、オシャレ、コミュニケーション能力。社会人以降は、コミュ力、経済力ぐらいに絞られてくる。



結婚するかしないかは容姿だけで決まらない。私も当然そう思う。ただ、まずはこの容姿システムを作り、社会の無駄をなくしたい。

・自己評価のズレを客観的に修正する。高望みを潰す。

・最初からつまずく容姿でのマッチングミスの無駄を減らす

・上と関連するが、ライオンはライオンのところで生きてもらう。


自分の容姿ならば、これぐらいの人といけるだろうという感覚が市場の感覚と合致していれば問題ないが、そうでない場合も多い。そして振られまくる。その中で自己評価が修正されていくわけだが、その振られる工程も傷つくだけ無駄だと思う。AIと画像認識と画像合成などを組み合わせて、あなたに合いそうな疑似的な顔パターンをいくつか表示させて、さらに好みやら何やらで選択してもらい、あとはそれに近いパターンの人と出会うとそういう流れである。これなら容姿マッチングミスも省かれる。そして、この流れでうまれる副産物もある。それがライオンはライオンのところで生きてもらうという話だ。


現状、イケイケ族は、ナンパやらクラブやらとなるし。ちょいイケ族は、マッチングアプリ。普通~地味奥手族は、街コンとか企業主催イベントに頼るのだろう。超地味族は結婚相談所やあきらめモードだ。それはそうだろう。誰だって、オリンピック候補が華麗なテニスをしている隣で、遊びのペチペチテニスをする気にはなれないだろう。でもだからといって、テニスをしてはいけないわけではないし、その人の遊び方範囲でテニスを楽しめばいい。要は棲み分けだ。こういう棲み分けは必然自然に生まれるものだが、自然に任せていたら下手な人は、テニスできる場所がなくなってしまう。だから、システムで最初からライオンはライオンとだけ会うような、ヒツジはヒツジと、カメはカメと出会うような棲み分け振り分けを行えばいい。同じ世界に生きているが、無理に関わる必要はないのだ。




具体的システム構築方法 仮

実際のシステムに詳しいわけではないので、適当です。結婚式では誰しも写真を撮っていると思うので、二人の顔や体格がわかる写真を集める。そのペアをできるだけ集めていく。目と鼻と口の大きさや距離を調べる程度のアプリとは違って、精巧な3Dモデリング?にトレースできるようにする。


人間の感覚的修正をいれつつ、近似値を参考にグループ化、分類化する。結婚した組の数をベースにより結婚しやすい容姿組み合わせ、次点の容姿組み合わせと候補を挙げられるようにする。


容姿画像作成をできるようにして、A,B,Cという候補グループの顔を色々変化をつけて表示、あとはより自分に合いそうな人を選んでもらう。とそんなシステム。




終わりに

容姿だけで人は結婚しない。とはいっても、他の要素もそこまで多くはないと思う。共通の話題関心事、出来事への外向内向反応性、経済観念、ライフスタイルの共通性許容度等々、もっと抽象的に言えば、各自の価値観のマッチングである。容姿同様にこれらも十分理論化できるし、それをあぶりだす5分ぐらいで終わるテストも作れるだろう。上記システムよりもこちらの方がよほど作れそうだ。上のシステムと組み合わせて、容姿と価値観が合いそうな人と最初から出会えれば、無駄がない。そう思うのである。


と散々言ってきたが、無駄をなくして効率化するということは、そこに関わってお金を得ている人たちの仕事がなくなることなので・・・、結婚相談所業界側が、自分の業界を滅ぼすこんなシステムを作る日はないだろう。まぁPayPayとか投げ銭やら電子マネーやら低額個人決済もやりやすくなってきてるし、有志でシステム造って、後のサーバー維持費位、好意や善意寄付でうまいことまわらないものですかね。ってそれはウィキペディアですね。


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