アニコロ環境予選を終えて…
閲覧いただきありがとうございます。
秋葉原を中心にデジカを遊んでいる、名前の読めないテイマー【kitne】と申します!
今回はEX5弾環境で1次予選に3回挑戦しましたので、自分の戦績と考えを残そうと思い記事を執筆しました。
結果から話すと予選は〝突破していません〟…
…どういうこと?って思いますよね
優勝記録のある強いデッキレシピの期待を持って閲覧をしてくれた方々には申し訳ないですが、この記事は予選敗退したかわいそうなテイマーの独り言自己満足記事となります…
(ホントすんません)
ただ考えを纏めることで、自分の中で整理ができるのと次に活かせるかもと思いこの記事を書きました。
これからも予選や大会は続くので、
この記事で自分だけでなく、少しでも皆さんの糧にもなれれば幸いです。
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<予選 デッキの選定 >
店舗1次予選は通常の公認大会と一緒で16人の勝ち残り。
優勝した人のみが権利を得ることが出来る狭き門システムとなります。
(世知辛い世の中だ…)
デジカは少人数精鋭タイプの全国大会なので、出場権を手に入れるのは大変です。
しかし、大型公式大会での権利戦に比べれば少ない試合数で権利を手に入れるチャンスともなってます!
(大型大会は1日に8試合とかで優勝なので体がもたないんですわ…)
そこで自分は、少ない試合数でより最大火力を狙えるデッキが店舗予選には適していると判断し、
【安定度は並程度で尖りの強いデッキ】がベストだと思い今期は持ち込みデッキを考えました。
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◆ 獣SoCデッキ
9月9日(土)と10日(日)に行われた最速秋葉原での1次予選は、使い慣れていることも加味して〝獣SoC〟を持ち込みました!
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◇ 構築
戦術は基本ワンショットがメインのデッキのため勝利に必要なルガモン進化ラインがフル採用なのは、もはや解説不要。
ネットなどで流れてるデッキと採用カードを比べても違いはほとんど無いと思います。
では、このデッキでポイントとなるのは?
多分この子でしょう!
EX5弾で増えた新たな獣L4デジモン!
採用理由としては5.6枚目の「ルガルモン」としての運用を期待しました。
結果、使用感は個人的にはGOOD!
採用することで増えたポイントは、
・前半に「ルガルモン」を気楽に使用できる
・ワンショットのラインが揃えやすい
・ワンショットの進化中に進化するとトラッシュが1枚増やせる
これらポイントは高評価でした。
前者はルガルモンをトラッシュに気軽に置くことが出来るので、進化の際に躊躇しなくていいのは楽でしたね。
攻撃面でも「フェンリルガモン」の連携時DP+に貢献。
シャウトモン:スペリオルなどの高DPセキュリティを早い段階で突破することがありました!
(ルガルモンがいなかったら死んでた試合だった…)
後者2つは自由な選択が手札からできるので、メモブがミストでない理由へと繋がります。
進化ラインを探すのは当たり前として、なかった場合に手札へ加えたカードを無理なくトラッシュに流すことが出来ます。
珍しい一例かもしれませんが、壁を2枚持っていかれた後に前出しドーベルXに進化したら進化時効果で「ヘルガルモン」を通さなくてトラッシュが完成しそのままワンショットという試合がありました。
この子がいる時に、ブラックテイルモンを手札に構えておけば絶対に捨てられるという安心感も強かったですね!
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◇ 実践
予選直前にあった「仙台アルティメットカップ」でルガデッキを使用して決勝トナメに行けた自信と新たな要素を加えたオレツヨパワーで、いざ殴り込み!!
結果は1-3と2-2…惨敗…
多少引き事故な試合もありましたが、決勝にも行ってないのは流石に…
仙台アルティメットが噓のようでした…
しかし、嘆いてばかりいられないのが勝負の世界…
まだ予選は残っているので、次に向けて翌週の5日間はテイマーバトルやフリーバトルへ挑戦して調整と思考の整理を…
しかし、戦績は振るわず…
完全に負け続きのお雑魚テイマーへと進化をしてしまいました。
(ごめん…相棒…)
そんな絶望に飲み込まれ天を仰いでいる…その時!!!
天啓、舞い降りる…
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◆ 緑レオデッキ
負け試合の反省や他の大会での優勝報告から今期は「情報量」が勝負を大きく分けているのでは?と気が付きました!
実際SoCは多くのテイマーが使用しており、戦術から返し札の有無・デッキ内容までもが知れ渡っている…
つまり対策方法がバレバレ!!!
そりゃ、メモリー1足りねぇーって言い続けるわけだ…
そこで意表をつけて自論の選定基準を満たす、前々から温めてたライオンデッキを9月16日に召喚しました!
環境終盤のメタとして【神人アヌビ】【シャイングレイモン】といったデッキに強く出れるのもこのデッキの採用理由となりました。
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◇ 構築
自分のレオデッキは、EX5弾から新たに増えた【不屈】ギミックを最大限攻撃に特化させた構築となります。
レオデッキは研究者や使用者も多くないことから、個人差が大きいデッキだと思いますので一例としてみてください。
このデッキは2人のテイマーカードが爆発的な火力を生み出す構成となってます。
特に「アナログの少年」は順当進化デッキに必要なサーチ機能がある以外に、不屈を理由に攻撃を突っ張るアグロムーブへの恩恵がありました。
新規の「レオモン」や「ライアモン」は攻撃時に進化コストを軽減して2コスでL5に進化することが出来ます。
攻撃をすることで進化するギミックなので、この能力を活かしつつメモリーの管理をしアグロを仕掛ける構成が強いんじゃね?
と思考がたどり着いた自分の答えがコレなわけです。
少年がいると、
・攻撃しながら進化して相手の1メモリからのターン戻し続行
・デジタマの回転速度アップで打点とドローを加速
・相手ターン不屈消滅時にメモリー+1のオマケがもらえる
…正直やりたい放題ですw
やってることはヘルガルのアグロ攻撃版って感じですね。
「太刀川ミミ」はメモリー担保以外に不屈でL5以上のデジモンが場に残りやすい点から相性がとても良いカードです。
ラスト1点を育成から不意に出せるのは古からのツヨツヨ動きですね!
どちらのカードも単体でデジタマをいじれますが、2人が揃えばその効果は絶大!
メモリー管理とデジタマ管理がより高速化するのは簡単に想像できるのではないかと思います。
なのであえて、どちらかを4枚フル投入ではなく分散する形での採用配分とし最高速度を狙っていける構成にしました。
【不屈】再生の流行りカード「X抗体」は不採用にしました。
理由としてはサーチカードに引っかからない点が大きかったです。
ドローデジタマがあるのに、実は思ったよりレオはドローが進まないデッキなのです…
そのため、優勝デッキの流行りからその部分を自分は「クオーツモン」などの蓋カードにして【ガルルモン】デッキのアクティブNGが有効な敵を狙っていく採用を優先としました。
1枚カード達は
・「ズバゴーンパンチ」:急なキルラインを生むための思考外の一手
・「グランデルソル」:大型デジモンへの返しと壁お守り
・「バンチョーレオモン」:レオ名称と素出しできる大型デジモン
という感じで切り札枠を埋めました。
正直バンチョーは変わりがあれば入れ替えたかったのが本音ですね…
(そこまでの調整は出来なかった…)
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◇ 実践
前日でのデッキ変更で不安が残る中、直前まで某所で調整を相手してもらって決戦の地へ…いざ出陣!!
1戦目:花○
以前ルガで挑んだ時に負けた相手に再マッチ!
リベンジということで負けられない思いから気合が入り直しました。
お相手の方が事故気味だったので、こちらは果敢にアグロプラン全開!
花側は花特有の小粒展開からのサーチ連打で面展開で対応!
しかし「グラップレオモン」などのデッキ下に戻すギミックで、すべて盤面を返し続けることで無事勝利!
無事にリベンジを果たしました!
2戦目:神人アヌビ○
流行りデッキ!ここで勝てなきゃレオを握った意味がない!!
しかし立ち上がりはあまりよくないスタートで不安がよぎる展開に…
焦りからか「ヘヴィーレオモン」を先に立ててしまう凡ミス!
そんな中、相手の「アヌビモン」は完璧な着地を披露!
手札から綺麗に「イグニートモン」「メルヴァモン」を捨てて特殊召喚…
テリアモンを焼いてメモリー+で1返し…一点のミスも無い美しい返し…
負けを悟って唯一の可能性を信じての自爆特攻セキュリティチェック!
相手の行動はまさかの「道ずれ」ブロック宣言!?
どうやら相手は進化元の退化とDP-を忘れていたらしく、盤面は無残にも消滅時効果で崩壊…
立て直す時間を与えず、次のターンでズバゴンパンチフィニッシュ!
相手はどうやらレオデッキと戦うのは初めてだったらしく、デッキを変えた理由「情報量」がまさに生かされる1試合となりました。
3戦目:青ガルル○
激闘の末たどり着いた3戦目は…ワンショット!
正直速さでは絶対に勝てないデッキなので、事故ってくれとお祈りしながらのシャッフルでした。
相手の1巡目ガルルをヘヴィで倒し、攻めに転じようとしたその時…
無慈悲!攻撃を許さない「アイスウォール」手打ち!!
まさかの2巡目ガルル着地を許すしか無い状態に…
9弾メタガルXいたら負ける場面…助けてくれたのは我らがアイドル、「テリアモン」でした!
相手はテリアが退けられない状態だったようでバウンス対象は下側に…
メタガルACEのメモリー+も使えない状態だったため進化が止まりターン終了、生き残ったヘヴィの連続パンチで無事勝利となりました。
4戦目:紫ガルル虚
最後の敵はまさかの友人バトル!
仲間を超えないと真の勝利は無いということなのか…
歯を食いしばりながら、デジタルゲート・オープン!!
立ち上がりはこちらが優勢でスタート!
速度は申し分なく少年も出て壁殴り無双準備へ
そんな中お相手が使った「ヴァイオレットメモリーブースト」で、天敵「デクスモン」がデッキ下に!!
好機!この瞬間を逃すまいと果敢に攻めようとしたその時…
『L5が手札に…ない……だと…...…』
まさかの足踏み要求!
幸い手札にはメモブと少年があったので数ターンをサーチに回すこと…
しかし、のちにこの数ターンは勝負に大きく響くことに…
その後はお互いに熱い盤面主導権の奪い合いで決め手がなく長期戦へ…
周りの試合が終わった人達も観戦へと移っていく中…
動く!
ついに、こちらがクオーツで盤面ロックに入って次のターンでリーサル確定へ!!
友を超えて権利獲得…
そう思った次の瞬間…
自分が勝負に時間をかけすぎたことに気が付かされる…
【メモブで…デクスモンを拾います…】
それはあまりにも短く、しかし力強い負けを意味する一言でした…
不屈達は退化を受け入れテイマー複数でクオーツは効果を失う…
当然デクスはプレイされ、こちらの盤面は更地に
EX5「ワーガルルモンX抗体」に進化でアクティブ…
アタックX抗体で「ベルゼブモンX抗体」へ進化…
セキュリティ全部破棄からのプレイヤーへ…
─ 対戦ありがとうございました ─
悔いのない全力ラストバトルを繰り広げ…周りに見守られながら敗北
友人の勝利を称え、結果3-1敗退!!!
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● 来期に向けて
今回は前期の名残ルガと今期の新ギミックレオを使いましたが、大会を通して最近のデジカは勝つためにはより細かい「情報量」の吸収が求められるゲームとなってきている気がしました。
レオの大会時は、全試合通して
〝動きを知らないから最適解がわからない〟
と相手の心から声が聞こえてくるようでした。
実際、1次予選の優勝報告は一貫性があまりなく会場ごとの使用率もバラバラで群雄割拠状態と言えます。
来期はここにLOデッキや新たなブラスト進化の効果が入るため、激化を極めるのは間違いないでしょう…
(しんどいんだよな…)
新たな情報を獲得するためにも、来期は今以上に町のショップ大会は景品の切り替わりと同時に貴重な情報源となりそうです!
今後は積極的に公認大会にも出て行きたいと自分は考えています。
この機会にあまり身内意外と戦わない方は、出稽古などをするのはいかがでしょうか!
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< 最後に >
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
来期もキャン待ち状態ではありますが、実は1次予選が残っています。
次こそ優勝して権利獲得をしたいと思ってますので、最高のデッキを仕上げていきますよ!
大会で対面した際はよろしくお願い致します。
ありがとうございました!
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