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『キッチンHERO(ヒロ)』誕生まで。 #3

2020/7/23
姉さん、事件です。
そんな風に、語り始めたい、そんな気分です。笑

明日、新規のある企業様にデリバリーする予定です。
その新規のデリバリー先のオーダーをいただいたことが嬉しく、興奮に値する出来事なので、ココで足跡を残しておきたいなぁと。

・コロナ影響下でデリバリー需要が高まっていた5月、
・緊急事態宣言が解除されて家からオフィスに人が戻りつつあった6月、
・7月は、さらに個人宅から企業へデリバリー需要が移っています。

そんな状況の変化の中で、ここ数週間は新たな企業のデリバリー先を開拓すべく、手書きのメッセージ入りのチラシを同封し、新規の企業様へ毎日少しずつ届けています。

今日で15社目の企業様に向けてチラシを投函しました。
1通1通、心を込めて、メッセージを書いています。

そう、明日、デリバリーする企業様は、チラシを投函した企業様の1つ。
しかも、実は、投函した1社目の企業様。

マーケティングの世界では、一般的に広告に対する成約率は1%程度(広告によってケースバイケースですが)。要するに、100社にアタックして、1社制約すれば、という感じ。まぁ。実際には、すでに15社投函してリターン1社だから、成約率は約6.6%程度かな。

手書きのメッセージ。
効率も悪い。手間もかかる。郵送費もかかる。要件だけなら電話で済む話。でも、伝えたいことをどうすれば伝わるのか。自分が逆の立場だったら、どう感じてもらえそうか。そう考えて、今のやり方を選んでいます。


普通なら、「デリバリーのチラシか。」で、終わり。そのままゴミ箱いき。
でも、そうならないようにほんの少しの工夫を。
レターパックの表面にもメッセージ。少しでも目に留まったら、レターパックを開封してくれるハズ。

開封したら、目の前に手書きのメッセージがくるように。
手書きのメッセージに気づいたら、なかなか捨てられないものかな、と。
想像しながら、1通1通、メッセージを書いています。

効率が悪いからこそ、相手に伝わる気持ちもある。
僕は、サラリーマン時代、営業の先輩たちにそれを教えてもらったと思っています。だから、これからも、キッチンHERO(ヒロ)はキッチンHERO(ヒロ)らしく、不器用に、泥臭く、行動し続けていきます。

「生きてさえいれば、すべてがなんてことはない。」
by梨泰院クラス