<NHKマイルカップ東京芝1600mデータ>
・コース相性
春のNHKマイルC、ヴィクトリアM、安田記念が行われる舞台。向正面の奥からスタートし、250m地点までは緩やかな下りが続く。3コーナーまでは約550mほどの直線でポジション争いはさほど激しくならず、枠順に有利不利も少ない。ただし、3コーナー手前でいったん坂を登るが、再度下りの状態でコーナーに突入するため、息を抜きたいはずのコーナーで息が抜けない。そのため1400mに比べ上がりが掛かる傾向がある。
マイル戦ながらスタミナ消耗戦になるコースで、このコースを逃げ切るにはスピードに加え、スタミナ、底力が必要となる。このコースが『中距離を走れるくらいのスタミナが要求される』と言われる所以だ。クラスが上がるほど逃げ一辺倒では難しくなる……はずだが、外差しが利きにくくなっている影響なのか、近年は安田記念(ロゴタイプ)、NHKマイルC(メジャーエンブレム、ミッキーアイル)など大舞台での逃げ切りも目立っている。とはいえ、基本は瞬発力を持つ馬が有利なコースだ。
・血統相性
ディープインパクト(36-28-32-163)勝率13.9% 複勝率37.1%
キングカメハメハ(15-8-10-53)勝率17.4% 複勝率38.4%
ハーツクライ(14-13-16-77)勝率11.7% 複勝率35.8%
ロードカナロア(13-11-13-75)勝率11.6% 複勝率33.0%
ルーラーシップ(12-10-4-54)勝率15.0% 複勝率32.5%
・騎手相性
Cルメール(33-18-12-46)勝率30.3% 複勝率57.8%
Mデムーロ(13-7-4-36)勝率21.7% 複勝率40.0%
田辺裕信(12-16-10-85)勝率9.8% 複勝率30.9%
内田博幸(9-15-11-103)勝率6.5% 複勝率25.4%
石橋脩(9-6-3-59)勝率11.7% 複勝率23.4%
・まとめ
⑴ 堅く決まりやすいコース
⑵ 差し・追込
⑶ 枠順の有利差無し
⑷ ディープインパクト、キングカメハメハ、ハーツクライ、クロフネ
⑸ ルメール、戸崎圭太、Mデムーロ、川田将雅、レーン、ムーア、モレイラ
差し・追込がどちらかと言えば有利なコース枠順では内外での有利差はほとんど無い。種牡馬は、ディープインパクトが圧倒的大差でリーディング。その他、キングカメハメハ・ハーツクライ・クロフネが好成績を残しています。騎手は、リーディングのルメールが圧巻の好成績。2・3位の戸崎圭太・Mデムーロも好走率が高いです。その他、川田将雅・レーン・ムーア・モレイラも好成績で、外国人騎手には注目です。
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