レース備忘 2024 6.30 

函館 開催は進んできたが時計は比較的まだ出ているし、内を通った先行馬がまだまだ残っている。
巴賞 函館1800芝 ホウオウビスケッツ 1000mを59,9秒で引っ張って全体時計も1分46秒台でまとめて優秀。思い切って逃げた展開はバッチリはまっているが2馬身突き放して勝っているので相殺している。十分強かったと言える。
勝ち馬以外では、3着アケルナルスター。後方から向こう正面で上がっていって外を回しながら直線もダラダラ伸びて外からオニャンコポンが来たらもう一伸び。相当長く脚を使っている。長い距離で結果を出している&函館・札幌巧者っぽい内容。
6着サンストックトン。こちらも夏の北海道で元気になるタイプ。後方から外を回してなだれ込んだ。

立待岬特別 オウバイトウリ ペース・展開・通ったコースを考えると相当強かったのではないか。リアルスティール産駒でここ6戦はダート。使ってるレース数は多め。

小倉 中間も雨があって土曜日の段階から含水率は高め。さらに当日も雨が降って、重めの馬場・前有利という感じ。あと、直線かなりの向かい風強風。
北九州記念 小倉1200芝 ピューロマジック 良い馬が出てきた。二の脚三の脚が速く、圧倒的な速力でハナを取り切れる。陣営は前走で「番手に控える構想もあった」と言うが、絶対逃げた方が生涯の勝ち数・賞金は増えると思う。モズスーパーフレアの再来という感じがする。32秒2で逃げてこの馬場で35秒6でまとめたというのは苦しくなってからも頑張っている証拠。開幕週の馬場、軽ハンデに助けられてはいるが、それだけでもない。
2着ヨシノイースターは、今日は展開的には勝っておきたかったレース。生涯戦績は掲示板率・3着内率が高く無茶苦茶安定しており、このクラスでもそういう善戦マン的な部分があらわれてきているかも。

勝ち馬以外では、4着カンチェンジュンガ。注目している馬だが、どんどんよくなっている。厩舎コメントなどからも、馬体の成長があることが感じられる。調教タイムもよく出ている。今回も直線で伸びている途中に進路がとりにくくなるシーンがあり、3着までは十分あった。小倉も向きそうで、コーナリングも問題ない。左回りも走れるようであればどこかで重賞に手が届いてもよさそうだが。
5着ショウナンハクラク。ペースが速くてスムーズに追走できたというコメント。オープンに上がって着順がずっとよくないが、今回の内容は割とよかった。
6着ナナオ。外枠で好位を取り切れず、52キロを生かし切れなかった。ペースの割に位置取りが中途半端になった。
逃げた馬・道中3番手の馬がワンツーだが2番手追走の4番人気ペアポルックスは17着。

福島 開催開始の週で馬場はいい。ペースが上がると、この小回りコースで末脚のしっかり使える馬が上位進出。

ラジオNIKKEI賞 福島1800芝 オフトレイル 出遅れて最後方から。展開と、メンバー構成に恵まれた。2着シリウスコルトは道中ジワジワとポジションを上げて4角も内が空くという願ってもない展開だったが勝ち馬の末脚に屈した。
トップハンデ58キロでかかり気味に2番手追走という最高に中途半端な競馬のセットアップは早々に脱落した。気性的な問題もありそう。

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