碁の神様って孤独だな

「碁の神様って孤独だな」

これはヒカルの碁の主人公、進藤ヒカルが何気なく言った一言ですが、実はこのヒカルの碁という作品の核をついた言葉でもあります

このアンサーというかこれの伏線として、桑原本因坊が言う

「碁は1人では打てんのじゃ。2人いるんじゃよ。
1人の天才だけでは名局は生まれんのじゃ。」

という台詞がある

fhanaのイベントには割と全部行ってて、FCイベントだったり、ファンミーティングだったり、そこそこ現場に行ってて、そのときに質問コーナーってよくあるんですよ。で、そのときにどうしても聞きたかった質問があって

「なんでもできちゃう佐藤さんって孤独ですか?」

もうさ、今期見てるアニメなんですか?とか、最近美味しかったカレーってなんですか?とかマジでどーでも良いのよ(多分そっちのがウケるけど)。
まぁこの質問をする機会は2度となくなってしまったわけですが・・・

なぜ今更この話をするのかと言うと、週末にあったツイートに

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「僕がやらないと誰もやらないので、何かを企画し、各所を説得し、
調整し、苦労して何とか企画を進める。」

マジで佐藤純一氏しか仕事してないんだなって思った、思ったけど実は前から結構気になってたことがたくさんある。
僕の記憶が正しければ、ロフトプラスワンでやったイベントの時に、結構長い時間深い話とか、制作の話とか色々あって、そのときに林さんとの作詞の話だったと思うんだけれども、その時みんな何やってる?みたいなニュアンスの話になったときのwaga氏が言った

「あ~やってんな~って」

という一言。
もともとwaga氏はあの脱力感と言うか、あんな感じの人みたいな空気になってるけど、正直驚いたんよこの時に。ケビン氏は最年少だし、towana氏はあの我関せずというか、あの自分の仕事はしっかりやりますよ的な空気でずっとやってる感じある

この状況ってもうアレなんですよね、
強烈な何でもできる天才の下で、イエスマンもしくは我関せずみたいになりがちな一般会社の状況と割と似てるんだよね・・・しかも、リーダー(上司)が天才で全部まわせちゃうもんだから、結果として回ってる

例えがまた極端なんだけれども、テレ東で放送されているバス旅VSシリーズの太川陽介さんがこれに近いと思ってて、あの状況下においてバスの移動手段の知識や相手を読む力、現場を察する能力は超天才。
ただ、その太川陽介さんと同じチームの残りの二人は、なんとかリーダーの役に立とうと頑張るんですが、圧倒的な知識を持つものに対して的外れな意見を言うと、威圧に近い感じで即否定される(まぁ勝負事なんで当たり前なんですが)。この構図が番組ではおもしろポイントなわけだけれども、この2人って次第にどうなっていくかと言うと、イエスマンか無言/それでも頑張るの2パターンなんすよね

もちろんプロなのだから・・・部下ってあえて書くけど、部下は上司に案を持ち上げて、それを上司が精査する。これもとっても当たり前な構図ですし、それこそ上司とやり合うくらいなことをすべきなんですが、これって結構な体力や気力使うんですよね・・・

さて、じゃあこのバンドはどうなんだって話なんですが、もうこれ完全に我関せずみたいになっちゃってる感がすごいんですよ・・・(これでまた公式から違いますとか言われても、こっちはステージ見ててそう感じるんだわ)

ちなみに上記のトークショーで佐藤純一氏と同じくらいの熱量が合ったのは、当時ランティスのサウンドプロデューサーでも合った佐藤純之介氏

正直な話、あの佐藤純一氏のツイートに関してどうするかの正解は黙秘なんですよ・・・火傷しかし無いんで。とはいえ、あまりにも周りのフォローもなければ、なにかやろうっていう空気感もない。
なにかやるときは常に佐藤純一氏が奔走している感じ

これっていったいどうなの???

前の記事でも書きましたが、初の配信LIVEを行った場所はKITEN TOKYOという、佐藤純一氏も関わったとされているお店で、要は何かの施設を使うとかではなく、自前の施設に近いかたちで配信LIVEを始めたわけですが、これがもう散々だった・・・ってのは省略します

ここから察するに、テストの意味合いで人柱にっていう意味合いもあったかもしれないけど、基本的に佐藤純一氏を中心にすべてが回っているようにしか思えない状況なんですよね

そこらへんまで持っていた疑念というか、ある種の不安みたいなのがこのツイートで確信に近いものに変わったような気がしたわけです

それは・・・もう周りがイエスマンなのか、それともリーダーが自分がやらなきゃ済まない性格なのかはわかりません・・・が、なんというか・・・もう崩壊してるようにしか見えねぇなって思いましたとさ


だからこそ聞きたかった質問

何でもできてしまう佐藤さんは孤独ですか?

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