僕なりのネタの作り方
養成所には、生まれてこの方ネタなんか作ったことのない人が大勢入ってきます。
ネタってどう作ればいいんですか?
この質問に答えるのが本当に難しいです。百人いれば百通りの作り方があると思います。しつこいようですが、正解なんてもちろんありません。
【自分が面白いと思ったことをただ表現すればいい。】
【こんな奴いたら面白いなぁ。こんなシュチュエーションが現実起きたら面白いなぁ。その脳内に浮かんでいる様子を舞台で再現すればいい。】
【ただ単におしゃべりしてる二人の会話がくだらなくて面白い。それをマイクの前でするだけ。】
それぞれの芸人が、いろんな基準でネタを作ってると思います。しかしそれは、様々な経験から自分にあった作り方や、生まれたポリシーを基準に作っているのであって、初心者の養成所生にはそのノウハウがありません。
ちなみに僕が池崎さんと一緒にネタを考える時は、あるあるをお笑いにぶち込んでみる、という手法を持ってくることが多いです。
そこで僕は、まずはこうやってネタを作ってみたらいいんじゃないか?というやり方を授業でおすすめしています。
そのやり方は、いたってシンプルです。
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