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やる前から諦めない

Video Instructorの山下大輔さん(Twitterは yamadai / Adobe Max 2021 @ymrun_jp)と、サタケシュンスケ先生(noteは https://note.com/shunsukesatake Twitterは @サタケシュンスケ)のオンラインイベントが昨日開催されました。

TOHOシネマズ学生映画祭✖️Adobeによって、映像に興味がある学生へのヒントとして開催されたものです。 https://youtu.be/94LsCyn_rXs
こちらのリンクは昨夜のビデオですが、9月21日朝6時35分時点で「限定公開」となっているので、ある期間が過ぎると消えて、別にアーカイブが作成されるのかもしれません。現時点では上記のリンクが再生できます。

昨夜のオンラインセミナー、最初から最後まで興味深い点が満載だったのでご興味がおありでしたら、冒頭のリンクからYouTubeをご覧いただきたいのですが、一言紹介すると、
●サタケシュンスケ先生 「無理にゼロから生み出そうとしない」色んなものから影響を受けることを恐れずに。
●山下大輔さん 「マクロからミクロへ」すぐ作り始めるのではなく、まず考えて設計するのが大事。

冒頭の写真はそのオンラインイベントの一コマです。2時間のセミナーで、前半はサタケ先生がAdobe Illustratorでイラストを描き、後半は山下さんがAdobe After Effects(モーショングラフィックスのアプリ)で、そのイラストをアニメにするという流れでした。
サタケ先生と山下さんをすごいなあと思い、次に自分との差を痛感し、暗澹たる気持ちになりました。

で、今朝は卒業制作のために早朝に起きられず、明け方夢を見ました。自転車を写生するコンテストの会場に時間までに着けなくて、失格になる夢です。
朝起きながら思いました。「これは、いつものへの警鐘だな」と。
いつものとは、「やる前から諦める」私のクセです。
今までも何度となく、このクセが発動されてきました。

コーヒーをいれながら思い直しました。「サタケ先生や山下さんは、15年以上のキャリアがある。まだ学生の私とレベルの差があり過ぎるのは当たり前だし、彼らがすごいからって、自分はここで諦めるのか?そんなことじゃ、いつまで経っても、アートやデザイン分野での修行も経験も積むことはできないよ」

そして、彼らの仕事の一端を見背ていただいたことで、改めて決意しました。
私の卒業制作は、みすぼらしいかもしれない。レベルも低いかもしれない。でも、現時点でのベストを尽くして、淡々と取り組むしかない。そして、卒業後も、淡々と取り組んでゆこう。子どもの時からアートが好きだったんだから。
もう「美大に行っても食っていけない」とか「そもそも美大に入るスキルがない」などと親に40年前の過去に言われたことを、引きずる必要はない。稚拙でもいい。よちよち歩きでもいい。自分のやりたいことをやっていいんだ。

私の卒業制作で大事にしたかったのは「ワクワクと遊び心を呼び覚ます」でした。それをしっかり握りつつ、淡々と制作を続けてゆきます。そう思わせてくれた、昨夜のオンラインセミナーでした。ありがとうございます。

それでは、今日も皆さまとともに、充実した1日を。喜多見明日香


サポート、ありがとうございます。これを励みに、一生勉強を続けてゆきます!