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【スペシャリストという表現】

生きている中での心境の変化とは、一つの事実に対して無数の解釈を繰り返し変化させてきた結果なんだろう

 

私たちの世界では、ダンサーは「表現者」というスペシャリストとしてフロアに立ち、ありのままの自分の世界観をさらけ出すことで脚光を浴びる

 

しかし、人に称賛され褒められることを求めて頑張っている人に、心の奥底に触れるような表現はできないのだろうと最近は感じる

 

スペシャリストとしてスポットライトを浴びたいのであれば、「自分を満たしたい」なんて甘い欲求を求めて舞台にのぼったとしても達しないだろうし、今の若いダンサー達を見ているとそんな『”自称”表現者』などいない。

 

世の中の誰にも理解されなくても、それこそが一点の曇りのなく「これこそが自分自身の世界観である」と嬉々として没入していく

 

そんなダンサーの覚悟が、観客からの台本通りの感想ではない「本音」を引き出せるのだろう。

 

ダンスは、そんな心と体の結節点を知るうえでも、本当に素晴らしい。

 

 

 

そんな中で、イノベーションを起こすアントレプレナーは、なぜイチロー選手など偉業を成し遂げたといわれるアスリートの言葉を求めるのか?

 

それは、他の人間がマネできないくらいの偉業を成し遂げたアスリート達が、“壁”といわれる逆境を乗り越えてきたという事実からだろう。

 

まず、彼らは「無駄だからやめたら?」と周りの誰もから何回言われても諦めない。

 

彼らは、他の人が辞めてしまうような想像を絶する挫折を味わったとしても、決して諦めることがない。

 

なんだったら、「周りの人を変えることは難しいが、自分を変えることはできる」などと分かり切った言葉を当たり前のように実践し、さらに前に進んでいく。

 

「想いという“虚”」と「実践という“実”」がちゃんと一致している

 

それは、

彼らが、特別な人だからできたのだろうか?

性格が前向きだからできたのだろうか?

もしくは、ただ負けず嫌いだからなのか?

 

いずれにせよ周りの誰もが「もう無理だ!」と完全に諦めた時にでも、彼らはそれを平然とやってのける。

 

まさに専門分野の匠の技一本で生きていく、「スペシャリスト」としての生き様を体現していて、日本の多くの企業で重宝される「ジェネラリスト」とは全く異なった生き方がそこにはある。

 

人の役に立つという「ジェネラリスト」のあり方が、学校やキャリアの中にあまりに深く根付いているが故に、この「スペシャリスト」としての生き様には、「本当に自分に価値があるのだろうか?これをする意味は?」といった恐れや不安が常にともなう。

 

ダンスの世界に戻ると、ダンサーは「表現者」というスペシャリストとしてフロアに立ち、ありのままの自分の世界観をさらけ出す

 

競技会という環境は、良いも悪いも必ずなんらかの評価が下される

 

他人からの評価が重視される舞台上で、「そんなことにお構いなく独自の世界観を表出させる」

 

この真剣勝負のエンターテインメント空間でこそ、自分自身の中にある自己中心的で我儘(わがまま)な「本音」のゲシュタルトを掴むことができる

 

そこには予定調和などなく、否が応でも優劣を付けられるという、ある意味では人格を否定される嫌悪感にも似た感覚が入り混じり、未完成で未成熟な自分を顕在意識だけでなく無意識下でも、否が応にも再認識させられる

 

そんな環境下で沢山の人間が持つ「想いの豊かさ」を、僅か2分という曲の長さの中で、自己表現という形で繰り広げられるのが、たまらなく魅力的だ。

 

人に「君はこうだから」と決められることほど、嫌なものはなく、

人の評価によって自分を左右されることなどされたくなどない

 

 

私は、みんなから必要とされていないし、期待されてないから

私って、他の人と比べてダメダメだから

私、引っ込み思案だから、あんまり周りと馴染めなくて

私って、人にモノを頼むのが苦手だから、一人で仕事抱え込んじゃうんです

私は、そんな大役を引き受けられる器ではないです

私、人前で話すことができないくらい緊張するんです

私は、今まで失敗ばかりしてきたので、今回も無理だと思います

私、やりたいことが別に無いから人に合わせちゃうんです

 

などなど、「私って」って言っている”私”って、どの私なんだろう?

 

そう思っている“私”というイメージほど曖昧なものはないのに

 

もし、あなたが今の自分に満足していないなら、

 

今の自分に満足していないにも関わらず、自信を取り巻く環境に留め立てされ、本音の自分を出し切れていないなら、

 

是非、あなたの本音で、あなた“らしく”表現してください

 

 

そんな世の中の「役に立つ」に迎合せず、「意味がある」ことに執着してきたスペシャリストの在り方から、

 

自分自身がブランドの方

相手に影響を与えたい方

人前に立って発信する方など

 


以上の方々に向けて、

第一印象を変えることで、あなた自身を魅せる存在へと導く技術を習得するため、理論と実践のワークショップを開催します

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