ホープフルステークス 予想

有馬記念の枠番がついに決定しましたね!

中継から内枠がいいという雰囲気がありましたが、果たして本当にそうでしょうか?

ビックレースの日は急に時計が出たりするものなので、現時点ではなんとも言えませんが、先週の馬場を見る限りではそこまで内が有利ということはない気もします。

もう少し、時間があるのでこの辺はじっくり考えたいと思います。

有馬記念デーに集中したいので、今回はかなり早めの更新です!

買い目はある程度オッズが固まらないと決められないので、土曜日の朝にでも更新します!

ホープフルステークス 予想 

2017年からGⅠに格上げされたホープフルステークス。

このレースの特徴を一言でいうのなら、

とにかく過酷。

2歳のまだ体力のつききっていない時期に、暮れの荒れた馬場で2000mを走るというのはただでさえキツイ条件。それが、メンバーレベルが高くなってレースのレベルが上がるとなれば、これ以上ない過酷なレースと言えるでしょう。

過去の結果を見てみても、1000mの通過が59.6というハイペースになった2017年はスタミナに特化したタイムフライヤーや後方でじっとしてした差し馬が好走。2018年と2019年はハイペースにこそなりませんでしたが、勝ったのは後にクラシックを制するサートゥルナーリアとコントレイルでした。

狙うなら、「本当に能力が高い馬」もしくは「スタミナがありそうな差し馬」のどちらかを狙えばいいのではないでしょうか。

今回は人気になっていますが、素直に◎ダノンザキッドを狙ってみます。

新馬戦は能力の底力が問われる阪神の1800m戦。3馬身差をつけたワンダフルタウンは京都2歳ステークスを制していますし、タイムも非常に優秀でした。

東京スポーツ杯も昨年のコントレイルほどの衝撃はありませんでしたが、5ヶ月ぶりの+24kgでタイトルホルダーをきっちり差し切り。

下手に動くと足元をすくわれやすいレースなので、強気な競馬を好む川田騎手というのはプラスにならなそうではあるのですが、それほどハイペースになることもなさそうなので、ここは素直に能力を信頼してみます。

対抗は○ランドオブリバティ

不良馬場で行われた新潟の新馬戦を勝利。着差は僅かしかつけることができませんでしたが、7着馬でも未勝利戦を勝ち上がっている出世レースとも言える新馬戦でした。

芙蓉ステークスはスムーズな競馬で最後は流す余裕も見せながら、0.6差をつける完勝。中山コースをこなせる器用さがありますし、2.01.2という時計も早い。

ディープ産駒だけにしっかり感覚をあけてきたというのも評価できる。

▲アオイショー

大穴ならこの馬が面白そう。

1戦1勝でまだ未知数な部分が多く、持ち時計も遅い。ですが、この馬の勝った新馬戦は今開催の開幕日に行われたもので、内・先行が非常に有利な馬場状態でした。

コーナーでスッと加速できる器用さもありますし、追ってからグイグイ伸びてくる感じは、今の中山コースでは強みでしょう。

☆マカオンドール

デビューしてからマイル戦で2連敗してしまいましたが、ゴールドシップ産駒で、スタミナはあるが瞬発力に欠けるタイプなので、これは距離が短かく、瞬発力が求められる競馬になったことが大きな敗因。

2000mに距離を伸ばした中京の未勝利戦は4コーナーで外を回りながら早めに仕掛ける強気な競馬。一度は内から伸びてきた馬に交わされるような場面もありましたが、そこからしっかり伸び返しての勝利。じり脚ながら長くいい脚を使えていました。

紫菊賞は5頭立ての少頭数で、スローの瞬発力勝負になってしまいましたし、京都2歳ステークスでは直線で前が壁になりスムーズに加速することが出来ませんでした。

今回はスタミナと長くいい脚を使えるタイプが好走できそうなので、適性は非常に高そうなのですが、勝ち上がるのに時間がかかってしまい、近走は使い詰め。ディープ産駒ではないので、使い詰めでも割り引く必要はないかもしれませんが、過酷なレースでこのローテはマイナスだと思いこの評価にしました。紫菊賞を使っていなければこの馬から入っても面白いと思えたのですが…

△タイトルホルダー

前走の東スポ杯は勝ち馬のダノンザキッドが強い競馬をして、この馬の2着は先行して残しただけ...という印象があり、それほど人気にならないでしょうが、新馬戦では時計がかかり、差しの決まる馬場でしっかり逃げ切りを決めました。瞬発力勝負ではない競馬ならチャンスがありそう。

△ヴィゴーレ

札幌2歳ステークスは力負けという内容。

芙蓉ステークスはスタートからポジションを下げてしまい、ずっと折り合いを欠く競馬でしたが、それでもランドオブリバティよりも早い上がりで4着と見せ場は作りました。

今回と同条件で行われた前走の葉牡丹賞は3着でしたが、ハイレベルなレースでした。当然、高く評価したくはなるのですが、この日は馬場が非常に良く、内・先行が有利であり展開に恵まれた面が大きかったと思います。

前走で先行できたことは今後のためには良かったと思いますが、強気な先行策が持ち味の横山武史騎手とは相性が合わなそう。

△シュバリエローズ

新潟2歳ステークスでの負けはデムーロの乗れていないときの酷い騎乗だったというのが大きな敗因。

前走の萩ステークスは時計のかかる京都競馬でハイレベルなレースだったので高い評価はしていますが、2番手以降のペースは遅かったですし、ディープ産駒の庭とも言える京都の外回りコースでのもの。

中山2000mというコースが合うイメージがないのでここまで評価を下げました。


△アドマイヤザーゲ

小倉での新馬戦はいかにも時計のかかるときの小倉競馬というような外を回しての追い込みが決まるレースになり、この馬が派手な追い込みを決めましたが、見た目の派手さの割に中身はやや疑問が残る。タイムは評価できるものではありませんでしたし、2着馬以降も全く走れていない。

前走も少頭数の瞬発力勝負で今回問われる適性とは異なるものが問われるレースでの勝利で、高く評価はできない。

2戦2勝だということ、初戦で差をつけて勝っていることなど人気になる要素を抱えている割に信頼はできなそう。

△オーソクレースと×ヨーホーレイクは血統面で過剰評価を受けている印象。

まだオーソクレースの方が鞍上込みで期待できると思いますが、ヨーホーレイクに関しては、相当危険な人気馬(今の競馬ファンのレベルを考えると人気になるかわかりませんが...)になるのではないでしょうか。

オッズ次第ではヨーホーレイクはばっさり消します。

予想印

◎ダノンザキッド
○ランドオブリバティ
▲アオイショー
☆マカオンドール
△タイトルホルダー
△ヴィゴーレ
△シュバリエローズ
△アドマイヤザーゲ
△オーソクレース
×ヨーホーレイク

買い方

※金曜日午前現在

◎ダノンザキッドから印上位の馬へシンプルに。

▲☆は面白い穴馬だと思うので、オッズがつくようなら縦目も買う予定です。

土曜日午前更新!

◎ダノンザキッドがそれほど売れていないので、シンプルな馬券で勝負します!

馬連 ◎-印(タイトルホルダーまで厚めに)

3連複 ◎-◯▲☆-印(タイトルホルダーまで厚めに)

ワイド ▲-☆(縦目)

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