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【最終196位&234位】バイバニラ軸対面スタンパ【剣盾S11シングル】

はじめまして!TNキラ(@Dana_ignited)です。今回は剣盾シーズン11において、最終196位を達成した構築を紹介します。

最終結果

TNキラ 最終196位

TNシャナ 最終234位

今回の記事では、パーティー完成までの流れ、各個体の解説、基本選出について書いていきます。

パーティー完成までの流れ

今期序盤使う構築を迷っていた時に、まさしさん(@DWne9t5QuglhC4K)とお話をする機会がありました。その中で、前期のまさしさんの構築に珠ゲンガーを加えたら今期の環境に合いそうだな思い、回してみたところ感触がよかったため以下の構築をベースとして対戦していました。

この構築で、3桁中盤をウロウロしていた時に、再びまさしさん(@DWne9t5QuglhC4K)に誘われDiscordでの構築相談会に参加しました。相談会で、ジュラルドンをブリムオンに変えたら補完取れるのではないか?と意見をいただき変更して、今期の構築が完成しました。

今回の構築

各個体解説

以後、HABCDS(HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)、最速(性格補正込み努力値252振り)、準速(努力値252振り)、+2(ランク2段階上昇)などの略語を使用します。また、本記事のポケモンは全て理想個体前提(31-31-31-x-31-31)or
(31-×-31-31-31-31)or(31-31-31-31-31-31)とします。

ウーラオス

特性 ふかしのこぶし
性格 ようき(S↑ C↓)
持ち物 拘り鉢巻
努力値 A252D4S252
技構成 
あんこくきょうだ インファイト
ふいうち どくづき

今期の使い得ポケモン。選出画面で水か悪の判別が出来ないのが本当に強い。鉢巻悪ウーラオスは有利対面を作った時の破壊力が凄まじく、最後まで外すことが出来ませんでした。意地っ張りならと思った場面が何回かありましたが、それよりもウーラオスミラーで確実に上を取れなくなるデメリットの方が大きいため最後まで陽気で使い続けました。どくづきの採用理由は、アシレーヌ、マリルリへの最高打点、毒の追加効果でわんちゃんがあることの2つです。何回か毒を引いてくれたおかげで勝てた試合があったので、採用して正解でした。ただ、ガラルマタドガスへの有効打がないせいでサイクル負けがほぼ確定してしまう構築がいくつかあったので一長一短でした。

パッチラゴン

特性 はりきり
性格 意地っ張り(A↑ C↓)
持ち物 弱点保険
努力値 H252A76B36D4S140
技構成 
でんげきくちばし げきりん
かえんほうしゃ つばめがえし

読み勝った時に限って技を外してしまうパチンコ。普段は命中85の技ですら採用を渋っているタイプなのですが、今期中盤以降アーマーガアが無視できないほど多かったので最後まで抜くことは出来ませんでした。弱点保険パッチラゴンは全然警戒されず役に立った試合も多かったですが、ダイジェット2回でスカーフのサザンやウーラオスを抜けないことや火力不足でモロバレルを削り切れないことがネックなので使い方は少し難しかったです。ただ、今期は珠パッチラゴンがほぼおらず相手にダイジェットされても切り返せるのは本当に優秀でした。

バイバニラ

特性 ゆきふらし
性格 うっかりや(C↑D↓)
持ち物 気合の襷
努力値 H228B44C236
技構成 
ふぶき フリーズドライ
こおりのつぶて ミラーコート

ぶっちぎりのMVP。こいつがいなかったら全然勝てていなかったと思います。ウーラオスの水流連打で落ちないように耐久に振っているのですが、対パッチラゴンを考えると火力が本当にギリギリなので、珠ウーラオスの水流連打を最高乱数以外耐えで妥協しています。Hに振ることでピクシーに繰り出していけたり、ミラーコートのダメージ量が増やせる、アローラキュウコンとの対面で勝てる可能性が上がるといったメリットがありました。襷を持っていれば鋼タイプと炎タイプ以外にはほぼ有利なので本当に使いやすかったです。Sに振っていないことで困る場面はほぼなかったので、これで正解だったと思います。

ゲンガー

特性 呪われボディ
性格 臆病(S↑ A↓)
持ち物 命の珠
努力値 H4B108C140D4S252
技構成 
シャドーボール ヘドロウェーブ
はかいこうせん ほろびのうた

この構築で唯一アローラキュウコンに仕事をさせないポケモン。耐久に振っている理由は、陽気パッチラゴンのでんげきくちばしをダイマ時で耐えるためです。(最高乱数切り)スカーフウオノラゴンのエラがみを耐えて勝った試合も何試合かありました。はかいこうせんの採用理由は、リザードンや珠ウーラオスに不利を取らないためです。キュウコン入りには必ず先発で出していました。パーティーの並べ方で出来るだけ珠に見えづらいようにしていたこともあり、初手キュウコンをヘドウェで倒して有利展開を作れる場面がかなり多かったです。(襷こごかぜからのパッチルドンはキツかったですが)バトンパや壁構築意識で滅びを採用していましたが、終盤はかなり警戒されてあまり有効に使える場面はありませんでした。序盤は結構初手ダイマしていましたが、終盤はダイマさせないつもりでの選出が多かったです。

オーロンゲ

特性 いたずらごころ
性格 わんぱく(B↑ C↓)
持ち物 食べ残し
努力値 H180B228S100
技構成 
ソウルクラッシュ ふいうち
ビルドアップ みがわり

たまたま持っていた色違い個体。前期10位の塩麹さんのオーロンゲを参考にさせていただきました。ゲンガーの後発でのクッションとしての役割の他に、ソウルクラッシュで相手のCを管理しながらビルドを積んで自身もエースとして戦える役割もこなせる点が強かったです。ただ、アーマーガアが多くて終盤はあまり出せなかった印象があります。それでも、選出した時はとても使いやすく強いポケモンでした。

ブリムオン

特性 マジックミラー
性格 図太い(B↑ A↓)
持ち物 オボンのみ
努力値 H252B196S60
技構成 
ドレインキッス サイコショック
マジカルフレイム めいそう

かなり強いのに何故かめちゃくちゃ舐められるポケモン。対受けループやモジャハピ、バレルハピが役割対象なので、Sをドヒドイデ抜きまで振って、残りをHBに振っています。ウーラオスで対面操作をして物理受けの前に出し、瞑想を積んだらピクシー入り以外の受けループはほぼ崩せていたので、とても使いやすかったです。また、クレッフィやエアームドをステロやまきびしを撒かれずに処理出来るので、裏にバイバニラを選出していける点がとても強かったです。基本舐められているので、ニンフィアの欠伸やスカーフヒトムの鬼火を跳ね返して起点を作ってイージーウィンする場面も何度もありました。今期終盤の環境にはかなり刺さっていたかなと思います。

基本選出

1.ウーラオス+パッチラゴン+バイバニラ
ウーラオスが刺さっているかつステロ等を撒かれない時はこの選出が多かったです。ダイマ消費した状態でバイバニラと相手のラスト1体が対面出来れば大体勝てます。ただ、対面寄りの選出なので序盤数的不利を取るとほぼ勝てなくなるため、初手を誰にするかはしっかり考えて決めていました。

2.ゲンガー+オーロンゲ+バイバニラ
ゲンガーの初手ダイマが決まりそうな時はこの選出をしていました。悪ウーラオスに対してはオーロンゲが引き先となるので、ゲンガーの刺さりがよければかなり安定して勝てる選出でした。ただ、終盤はゲンガーの初手ダイマで楽に勝てる相手はほぼいなかったのであまりこの選出は使わなかったです。

3.ウーラオス+ブリムオン@1
受けループやモジャハピ系統の構築にはこの選出をすることが多かったです。ウーラオスで相手の物理受けを誘ってブリムオンを合わせると大体ハピナスに引いてくるので、ショックで削って相手のサイクルを崩壊させていました。この選出をする時は大体ブリムオンをダイマックスさせることが多かったです。

4.ブリムオン+バイバニラ@1
相手にクレッフィやエアームドなどのステロ撒きがいる時に使っていた選出です。特性マジックミラーは本当に優秀で常に相手の補助技にリスクをつけられるので、バイバニラが通しやすくなりました。ブリムオン自身が積めればダイマックスしてエースにもなれる点が、構築としての幅の広さにつながっていたので使いやすかったです。

5.ゲンガー+パッチラゴン@1
終盤のキュウコン入りにはほぼこの選出をしていました。キュウコンに壁を貼らせなければ基本的に弱保パッチラゴンに勝てるダイマエースはいないので、かなり安定して戦えていました。初手キュウコンからのスカーフホルード引きだけはキツかったので、ホルードがいる時はクッションとしてオーロンゲやウーラオスを出す事を心がけていました。

最後に

今期はデフレシーズンになる事は明らかだったので、二桁を取りたかったのですが最終日勝ち切れませんでした。また、構築相談やDiscordに誘ってくれたまさしさんにはとても感謝しています。他の人にも話した内容を共有してもいいですか?と図々しいお願いをしたにも関わらず快く了承していただけて、大変助かりました。来シーズンはおそらく剣盾最後のインフレシーズンになると思うので、最高レートを更新できるように頑張りたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

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