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とうといもの

長崎県生まれの私にとって、
幼い頃から8月といえば
ヒロシマ
ナガサキ

当時の長崎県内、とくに公立の小学生は、8月9日は登校日だった。
戦争や、原爆についての講話を聞いたり、映画を見ていた。

今週に入ってから「祈」または「祈念」が
私の中にあった。

それで、利き手(私は右)でそのまま書いた字と

いろんな「祈り」があっていいんちゃうかな
と思って

利き手ではない手(私は左)で書いたものも。

ひらがなも、利き手と逆手で書いてみた。

筆を洗ったあとに、
アルファベットでも書いたらよかったな、と思ったけど。

それはまたいずれ。

中学生のとき、
「平和の標語」なるものの募集があって
(当時の私たちからすれば、学校で無理矢理書かされたわけだが)
知らないうち私の標語は
校内から選ばれて出品され
「入賞」というので
「本島 等」という当時の長崎市長のゴム印が押されたキャンパスノートをもらった記憶がある。
(今思えば、開催の意義はわかるけど賞がちょっと雑、笑)

正確な五・七・五は憶えていないけど

「○○年後も みんなで見たい 青い空」
みたいな内容だった気がする。
(このままだと字余りだしね。上の句と下の句の五が入れ替わってたか?)

あれから、少なくとも今年で30年は経っている。

青い空が、そのまま見られていない地域もまだあって。
美しい空を、また違うものにしてしまおうとする地域もある。

違うものを、否定したり。
だれかを故意に下に位置づけしたり。
大切なものを奪いあったり。

どこに向かおうとしてる?

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