あの年の、自分の記憶。

久しぶりのテキスト投稿･･･。

もうすぐ、東北の大震災から10年を迎える。

今でもドラマやドキュメンタリーで綴られる記録や記憶。
自分はその現場にいたわけではないけれど
胸が締め付けられるような思いは、いつもあって。

地震が起きた時間は、当時の勤め先にいて
古いビルがゆらゆらと、しばらく揺れていたので
気分が悪かった。
ネットニュースで、大きな地震が起きたと知った。
関西まで揺れが届くなんて、自分にとっては、はじめての経験だったかもしれない。

おどろおどろしい、真っ黒な津波の映像を横に見ながら
コーチの認定試験の筆記試験に取り組んでいた。

「いつまでも、このままではいけない」
と、追い詰められたような気持ちが、より強くなっていた。
（体調もよくない日々だったので、よけいにそうなっていたのかも）

今思えば、体の中だけでなく
環境にも、大きく異変が起きていたのだと思う。

そこから数年して、
自分の身にまで、大きな変動となる病気がやってきたのだけれど。

今の私だからこそ、できることを
丁寧に、しっかりやっていこうって
あらためて感じている。