人体展@国立科学博物館

上野で開催されていた人体展で最も感動したことは


「最新の研究で、脳が体の各部に指令を出しているのではなくて
各部それぞれがたがいにコミュニケーションをとりあっている
ことがわかった」

というところです。
そしてそれが体験型の展示で分かりやすく示されていました。
腎臓や、肝臓や、血管や、それぞれが全体のバランスを最善に
保つために、声がけをしているらしいのです。
「疲れたよ」「じゃあ尿を増やそう」「こっちは血圧下げよう」
みたいに。

これ、誰のために?
私のためです。
このぶーぶー不満ばっか言ってる、私のために。
おおざっぱで難しいこと何もできない私のために
考えても分からないくらいの精密さで働いてくれているのです。

ストレスが体を壊すって、なんとなく分かるけどちょっと
都市伝説っぽいとこもあるじゃないですか(ない?)
でも、体のなかでも王様(かなり大事にされていた)の
心臓が働きすぎたり、脳が酷使されて指令をまちがえたり
するから病気になるのですね。無理もないよ。

美味しいものを食べて
好きな人と会って
好きな本を読んで
好きな仕事しよう

ほんとに。

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