勝っちゃった!

コロンビアに勝ちましたね。
まさかと言えばまさかなのですが。
試合前に我が家で「この前みたいに人数かけて攻められることができたらいいんだけどね~」と、話していたらなんとハンドからPK。

とにかく奪ったら即前へ、プレスも速く、切り替えも速く、と、どこかでみたことあるようなサッカーでしたよ。

だけど、これを1ヶ月そこそこでやれてしまったところですが、前監督が罷免されて新しいチームになったことで、そこに呼ばれた選手、スタッフとしては、「何がなんでも」という気持ちになるとおもっては、いたのです。
それでも、勝てるほどの試合が出来ると思っていたわけでなく、すべてが条件付き。

中盤が相手を遅らせることができるか、バックのコンビネーションは、完璧なのか、前線は、最低でも3人ペナルティエリアに入ることが出来る攻撃ができるか。

最低でもこれができれば、引き分けることくらいには、なるのでは?と、考えていました。

しかし、予想は、大金星。
やればできるじゃないか、というところでした。

次も同じように流れがつかめるかどうかといえパわかりませんが、このチームにとって流れを作ることは、できました。

運が味方したとするならば、次も引き寄せましょう。

がんばれニッポン。

と。
今回、選手が必死になったのもあるんですが、西野さんが手っ取り早くチームを作るためにしたことは、これじゃないのかな?と、思ったことがありました。

ハリルさんは、ハリルさんの戦術に対して当てはまるであろう選手を「一人ひとり」呼んできました。
調子がいい、乗っている、という選手です。

西野さんは、調子がいいかどうかより、何が出来るか、というところに着目していました。
コンビネーションの部分であると思います。
鹿島からセンターバックをセットで呼び、青山選手と浅野選手をセットとし、長友、本田、香川というのも、ある意味セットなわけです。

クラブチームをつくるならハリルさんのような集め方でキャンプをはり、チームを作ればいいのですが、それは、毎日顔を合わせるクラブチームでなければ、「一人ひとり」を呼んでコンビネーションできるようにならないと強くなりません。
西野さんは、最小2人までのコンビで人を呼びました。
最低でも二人の間でコンビネーションできれば、まず、そこでボールキープできるわけです。
中盤にしてもコンビネーションが確立していれば相手の切り替えを止める守備ができるのです。
常に1対2の関係を作り出せれば相手がワールドクラスでも何回か関所をつくって根気よくやれば、止められるかもしれない、というのを実践したのがこの試合でした。

日本人は、他の国のようにスーパーなプレイヤーが1人2人いて、それを即興で支えるようなスキルを持った選手がいるわけでもありません。
でも、スーパーな選手を中心にしかできないサッカーであれば…
日本のように個々のチカラが世界規模からすると劣っているなら、それこそ組織、力を合わせるということです。

そのためにJリーグは、選手のスキルアップに務めないとなりません。
いつかは、スーパーなプレイヤーを盛り立ててアイデアあふれるサッカーで世界を席巻したいものです。

だけど、日本代表のサッカー、どこかの国のリーグ首位のサッカーに似てませんでしたか?(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?