「覚悟」
風のせいで負けたというなら、あちらは、風を味方に付けたということになるんですよ。
悪コンディションになると、先入観のないアウェイチームにアドバンテージが来るということになるわけですね。
しかし、それであっても酷かった。
風があるのになぜわざわざ不安定になるヘディングのハイボールで競おうとするのか。
それやると自分たちも落下点がわからなくなるし、ただでさえ、ここのところ足元が下手になってきてるのに自分たちが収められると思ってたんだろうか。
これまでしてきたことは評価する。
けど現状結果が出せない。
結果を出てきたというてもそれは過去のこと。
過去が今をどうにかできるわけじゃない。
今は、今の力で覆すしかない。
今、力がないからこうなってるのを認めるしかない。
夏以降の練習を見ていて、体力温存のためか練習強度が格段に落ちてきた。
本当にこれで大丈夫なのか?
通常練習が45分しかない時もあり、さすがに思い上がりすぎでは?と、思ったりもした。
漠然と疑問には思っていたが、やはり一昨年と同じくプレイのクオリティが落ちてきた。
プロであろうと練習強度を落とすと間違いなく下手になる、サッカーが雑になる、というのは嫌という程見てきたのに。
ガンバ戦で守備を立て直してきたけれど、そのぶん前への推進力がなくなった感があった。
次はそのバランスを考えないとならないと思っていたが、前線でゴールに向かえる選手まで守備に参加しなければ機能しない状態は変わらず、スーパーなゴールに撃沈した。
個々のクオリティを個々の練習で保っている選手もいるが、そうでない選手もいる。
やはり個々の管理は難しいのかもしれない。
個人ができなければチームは機能しない。
それを無理やり「一丸」と言ったところで、変化はおこらない。
チームのサッカーをいまさら変えることはできない。
ならば、個々のクオリティをどう戻していくか、今年残り試合で間に合わなくても来年を踏まえて、ここから、やり直してもいいと思うのです。
去年、降格しかけたチームですからね。
そこの危機感が必要なチームであることも間違いないし、それを払拭するために優勝を目指してチーム、個々のクオリティをあげていかなければならなかった。
それができなかったための現状。
これを踏まえてどうでるか。
「覚悟」というなら、そこを見たいと思うのです。
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