病気のこと③

手術からようやく1ヶ月が経ちました。
仕事に復帰した頃は、ほんとうにやって行けるのだろうかと、「昔大腸切ったけど今は元気にやってるよ!」という言葉の「今は」までに結構な苦労があったんだろうなぁ、と、思う次第です。

内蔵を取るというのは、外から見えませんが骨折したのと同じくリハビリが必要になります。
絶食から回復食、そして労働ができるまでに復帰するには、それ相応に食べて消化できることが必須になってきます。

先生が「できるだけ普通にしてていいから」と言われていて、そんなあなた無理だって!と思っていましたが、今となってみればあんまり大事にしすぎてそれ以上の生活が出来なくなってしまうよりも元に戻すことを目標にリハビリしていくというのも大事なことだったかな、と、思います。
この一週間、すこし食べる量がふえたのですが、その分回復が格段に進みました。
「出す」ための訓練も出すものがあるほうがやりやすいというか。
栄養がまわるのか、体力も回復してきて、疲れにくくなりました。
調子に乗ってはなりませんから、お腹がどうなってるのか、気を使いながら、張らないように張らないようにと、しています。

とにかくイレウス(腸閉塞)がこわいのです。
術後3ヶ月経っても無理(たべすぎる)をするとイレウスになってしまうと。
まだ1ヶ月ですから、行動で無理をしたり食べすぎたりすると、なにがあるかわかりません。

疲れないように、冷えないように。
もし、腸がとまったな、と、感じたら、すぐマッサージやお風呂であっためたりと。
そういうケアをして、元気そうにくらせるというところです。

外から見てわからないのが困ったもんです。
手術したらすぐ元気になる訳では無いので、長い間立っているのが一番つらいてです。
ヘルプマークほしいですが、手帳がないとむりなんだそうで。

とりあえずあと2ヶ月、いろんなセーブの入る暮らしが続きます。

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