病気のこと⑦

母の乳がんの検査結果が出ました。
左右にあり、左がステージ1、右がステージ0でした。
しかし、乳がんのステージ判定というのは、乳管から外に浸潤しているかどうかなので、右はステージ0ですが、左より腫瘍が大きいため全摘になりました。
左については以前に良性腫瘍の摘出で大きくえぐっているので、やはり周辺組織をきれいにするには、全摘がオススメということで、両乳の全摘ということになりました。

歳をとってますが、なんと、再建術をしたいかもー?と、いいはじめまして、いやいや、若い人でもシリコン入れるまで大変なんだからやめておくれ、と、(絶対後で後悔するたいぷだから)全力でお願いしました。

しかし、どーしてもと言えばあとからでも保険適用で出来るので、それからでも遅くないわけです。

にしても、ここでわたくしめの経験が役に立ったということで、家族が治るのにやたらと、落ち込む、ということもなく、現実を粛々と受け止め、本人も「あー娘はこんな感じで辛かったのね~」なんて気持ちを知るということになり、それは、それで、色んな経験になりそうです。

こればっかりは、逃げる訳には行かないので前に進むだけです。
他臓器転移なし、リンパ節転移なし、左右とも原発という、ラッキーな診断結果ですから、落ち込むこともないわけです。

ステージが進んでから見つかるというのは、本当に命をさらに削られてしまう事です。
見つかりにくい、わからない、のがガンです。
健康なうちからできるだけ健康診断は欠かさずいたいものですし、皆様にもよろしくお願いしたいところでございます。

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