皆さんの質問に答えます(第2回)

皆さん、こんにちは。
NTTデータの北代です。

前回に続いて、いただいた質問に答えていきます。
では早速。

Q.6
次に来ると思うAIを活用した技術ってなんですか?

A.6
もはや、予想屋の領域ですね。(笑)
個人的な見方ですが、AIの使われ方として、
大きく以下の2つに分類されると考えています。
①物理世界の情報をデジタル世界に置き換える
 センシングに活用するAI。
 ⇒AI-OCRや画像認識など。
②手元にある情報から法則を見出し、新たな
 情報を創り出す、データ処理に活用するAI。
 ⇒株価シミュレーションなど。
①だと、人間の五感と関連する話になるかと
思います。
それぞれの感覚器が感じ取るものは、以下の
ようなものですかね。
 視覚:画像
 聴覚:音声
 触覚:圧力、温度
 味覚:液体成分、固体成分
 嗅覚:気体成分
①の例にしたものは、視覚に該当するものですね。
もともと、スキャナというデジタル化が容易な
デバイスが存在していたので、扱いやすかった
ということもあり、実装が早かったのだろうと
想定します。
そうすると、デジタル化デバイスが存在している
聴覚、触覚あたりが次にAIが実装されるべき対象
と見れそうですね。
聴覚だと、たとえば、音声認識をより正確に
するために活用されるAIとか、開発段階のものが
実用化されるのも近いのではないでしょうか。
※テキスト化した後に補正をするのではなく、
 音の周波数情報を補完するための技術とかの
 ことを想定しています。
多少なまったような発音でも、アナウンサーの
ようなはっきりとした音声への変換も容易に
なるでしょうし、PCなどへのインプットとしても
今まで以上に活用可能になるでしょうね。
もしかしたら、10年後には、
 まだキーボード使ってPC作業してるんですか?
って言われているかもしれないですね。
ちなみに、②だと、国家プロジェクトのような
大規模な予算が確保できるものでしょうね。
たとえば、防災分野で、初期の雨の降り方や
気象条件からその後の土石流の発生について
より正確に予測を行うとか、地震動のP波の
最初だけをとらえて、その後に巨大なS波が
来るのをより正確に予測するとか、
そういったことが考えられますね。
まあ、予想屋の域は越えてないですね。。

Q.7
商品導入の決裁を円滑にとるコツはありますか?

A.7
もはや、企業文化によるので、一概なことが
言えないですが、当社においては、
 導入の影響・効果を示すこと
 本人が欲しいという熱意を示すこと
の2点が大事かと思います。
やっぱり、熱意がないと欲しいという気持ちが
伝わらず、Yesと言ってもらえないですよね。
決裁文書に熱意を込めてみましょう。(笑)

Q.8
RPA技術者検定エキスパートに合格すると、
COBOTPIA GYMに書かれてあること以外にどんな
いいことがありますか?

A.8
書かれてあること以外ですか。。
ピクト君を名刺に印刷して使っていい!
どうでしょうか?
何年か前に、ある特約店にいた時のことですが、
RPA技術者検定エキスパートに合格したての
若手社員が、ピクト君の入った自分の名刺を
注文して、しばらくして手元に届いたとき、
とてもうれしそうにしていましたよ。

Q.9
RPA技術者検定エキスパートの「合格者の声」を
寄せると何かいいことはありますか?

A.9
見返りを求めてはいけません。(笑)
自分の経験が次代を育て、WinActorに関わる人が
また一人増える。
それだけで素晴らしいことではないですか!

Q.10
ツールを社内のみんなに使ってもらうための
布教活動ってどうすればいいのでしょうか。

A.10
「布教」と書かれていることからも、地道な
活動をされていることと思います。
グラスルーツ(草の根活動)に勝るものは
ないと思いますが、それでもあえて言うならば、
ツールを使っている自分だけ楽している様子を
見てもらうってのはどうでしょうか。
商品販売でもそうですが、使っている様子が
イメージできないと、なかなか買ってもらえない
ということもありますので。

ちょっと長文になりましたが、2回にわたって、
これまでいただいた質問に答えてきました。
質問などはマケプレで随時受け付けていますので、
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