商品を売るための商品

皆さん、こんにちは。
NTTデータの北代です。

早速ですが今日は、バイヤーとして選んだ商品ではなく、
選んだ商品を売るための商品を紹介します。

相変わらず「なんやそれ?」という題から入りますが、
読み進めているうちに、なんとなく理解していただければ
嬉しいです。

皆さんご存じのように、ECサイトは「ロングテール」と
呼ばれるビジネスモデルが当てはまる商売です。

ECサイトでは、商品陳列棚のようなスペース的な制約が
ないことから、売れ筋ではない商品でも常に画面上に並べて
陳列しておくことができます。
それゆえ、小売店の少品種大量販売と比べ、多品種少量販売
という特徴があります。
実際、書籍販売のとあるECサイトでは、数百万もの書籍が
販売されているという話も耳にします。

一方の「ロングテール」、よく恐竜の絵を使って説明される
場面に遭遇します。
とある店舗における商品ごとの販売数を棒グラフにして
販売数が多い順に並べたときに、少ししか売れない商品が
大量にあって、グラフ全体が恐竜の長い尻尾のように
見えるものを、「ロングテール」と呼ぶんですね。
もうちょっと詳しい話をすると、「ロングテール」の部分が
それ以外の部分の売り上げよりもなんとかかんとか・・
詳しい話は、Web上にいっぱい転がっているようですので、
興味のある方はググってみてください。

この多品種少量の販売が安定してくる(常に何かしらの商品が
ちょっとづつ売れるようになる)と、ECサイトとしては
一つの成功となるわけです。

という理屈だけをもってECサイトを運営していて
成功するかというと、そんなわけはありません。
売れ筋ではない商品ばかりが並んでいてもお客さんが
寄って来るわけもなく、そんな状態でSEO対策などを
実施しても、「山奥のよろず屋かよ。。」とツッコミを
入れられるのがオチ。
何かしら売れる商品がやっぱり必要ですよね。
これ、実は、恐竜の頭(少数の売れ筋商品)なんです。
「ロングテール」の説明に恐竜の絵を使うあたり、
このことを意識しているからなんでしょうね。

売れ筋商品でお客さんにまずサイトに来てもらって、
サイトにいろんな商品があることを見てもらい、
大量の(売れるかどうか定かではない)商品から
気に入ったものが見つかれば買ってもらう。
これがサイクルとして回ることで、ECサイトは
継続的に安定したビジネスとなっていくんですね。

当のマケプレでは、今まさに販売中の↓この商品が
恐竜の頭になってます。
「第12回RPA技術者検定エキスパート」
https://nttdata-mp.com/product.php?id=172

今回は新型コロナによる緊急事態宣言延長の影響で
オフライン会場受検が急遽中止となってしまいましたが、
その分、オンラインの席数を増やして、販売期間も
5/14まで延長しています。

もちろん、今回新たに開発したオンラインの検定を
受検していただきたいのは間違いないですが、
この商品を見にマケプレに立ち寄られた方は、
ぜひ、ほかの商品にも目を向けてみていただければ!

マケプレは以下のURLから。
記事に関するコメントなども、「お問い合わせ」からどうぞ。
https://nttdata-mp.com/

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