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「API」ってなんですかー?

皆さん、こんにちは。
NTTデータの北代です。

先日、RPA担当で請求処理を担当する人から、
 ここに書いてある「API」ってなんですかー?
と質問されました。

まあ、契約に乗っている記号のようなものと
考えれば、知らなくても処理は進められるもの
ではありますが、せっかく興味を持ってくれて
いるので、いつものようにクセのあるたとえで
説明をしました。

こんな感じ。

 APIってのは、システムがあって、システムに
 ついている窓のようなもんですね。

 その窓をノックして、処理してほしいものを
 放りこめば、システムがそれを処理してくれて
 結果を返してくれる感じですね。

 うちの担当で扱っているものだと、DX Suiteで
 画像を放り込めば、読み取った結果をテキストで
 返してくれる、というのがわかりやすいですかね。

と伝えたところ、分かったような分からないような、
微妙な反応が返ってきました。

うーん、説明が難しいし、概念が伝えにくい。。

そういえば数年前、「APIエコノミー」という言葉が
注目され、
 数年後には、世の中の多くの企業がAPIを持ち、
 お互いに利用しあいながら発展する世の中が~
なんていわれていましたね。

数年経ってみて当時の発想を振り返ってみると、
現在、APIを提供しているのは、一定以上の顧客基盤を
有する大きめのプラットフォーマーがほとんどな印象を
受けます。

で、市場はその利便性を享受するという、一方通行の
APIエコノミーが出来上がっているような気がします。

たとえば、APIを提供している事業者で有名どころでは、
Googleですかね。

Googleマップは、多くの事業者が利用していますが、
Googleマップが使うAPIというのはあまり聞かない
ですね。

他にも、Web通話APIや、決済APIを提供している
事業者は数多くありますが、やはり一方通行の
エコノミーが成立しているような印象を受けます。

と、数年前の想定とはちょっと違った方向に
流れて行っているように感じていますが、
これはこれで悪い話だとは思っておらず、
市場がAPIによる「サービス提供」を求めた結果
だと思います。

ということは、我々は自らマッチするサービスを、
APIという安価で便利な仕組みで利用できれば、
新たなビジネスを低リスクで始められるということ
なのだろうと思います。

マケプレを運営する立場としては、もし、
 マケプレでAPIを売りたい
なんて言う話が舞い込んできたら、うまい売り方を
考えたいですね。

「ウチ、いいAPIを持ってるよ」、という方、
お待ちしています。(そんな人いるんか?(笑))


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APIとは。(正しく理解したい方はこちらをどうぞ)


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