見出し画像

スズキ エブリィ ワゴン(DA64W)・・・マイカーの話

中古の EVERY WAGON 購入

 年 式 :平成19年7月〜平成24年4月(DA64W)
 走行距離:約8万キロ
 排気量 :660cc
 駆動方式:4WD
 ミッション:インパネ4AT(オートマ)
 ドア数 :5ドア
 定 員 :4名
 その他 :JPターボ・ハイルーフ
 安全装備:パワステ、ABS、エアバッグ(運転席/助手席)
 快適装備:エアコン、クーラー、カーナビ(ワンセグTVほかオーディオ付)、ETC、ドラレコ(前後)、キーレス
 内装品等:パワーウインド、シートヒーター、フルフラットシート
 外装品等:スライドドア、マッドタイヤ、ブラックホイール、ショートバンパー、リフトアップ、冬用スタッドレスタイヤ(交換用) 
 内外装状態:良好
 追記事項:他にも、また今後ちょいちょい手を加える予定

リアシートに閉じ込められた話

 待ちに待ったエブリィWが納車。ウキウキして駐車場で乗ったり、降りたり、してました。もう日も落ち、夜も遅くなっていたので、エンジンはかけず、室内灯をつけたり、キーを挿したり、抜いたり。運転席、助手席。そして、リアゲート(バックドア)も。開けたり閉じたり。バン、バン(ワゴンですが擬音はバン)。うるさいかな…と思いながらも可愛くてしょうがない。そして左右ともスライドドアのリアシートへ。当然、乗ってみます。乗り込みました。しばらく座ってみます。バンとワゴンの最大の違いはこの2列目の座席。バンはベンチ型でリクライニングできませんが、ワゴンは2席が別れていて、間にカップホルダー付きのアームレストもあり、リクライニングだけではなく、シートを前後できるのです。シートヒーターもあり、冬もあったかい!良い車に出会えたなと幸せな気分になっていました。

そういえば…

 至福の時を過ごし「さて降りますか」とドアノブに手を伸ばした時のことです。「手応えがない」。ドアが開かないのです。心の中で「え、なんで」。ロックは解除されているはず。室内灯はしばらく前に消灯していましたが、慌ててスイッチオン。ドアロックを見ると赤く見えています。一度ロックしてみて、そして、解除。もう一度、ドアノブに手をかけて必死に開けようと試みますが、開きません。数日前に見た「ドアが壊れている中古車を直す」動画が頭に浮かんできました。え、この車、壊れてた?。点検整備付きでしたよね。焦る気持ちの中で「反対側から出よう」とコンパクトな車内を「スライド」。反対側の扉へ手を伸ばしました。
 「開かない」。ナゼだ、ナゼだ、ナゼだ。運転席に集中ロックのスイッチがあるか?。2列目から手を伸ばして、いろいろ探っていると、何かの拍子にクラクションが鳴り始めました。…「まずい、近所迷惑」。

松嶋菜々子

 女優の松嶋菜々子がラゲッジルームだったか、リアシートだったか、「お待たせ」と椅子の背もたれを越えてくる車のテレビコマーシャルがあった。
 リアシートに閉じ込めらた私は、防犯対策のクラクションが鳴り続ける中、当時のCMの松嶋菜々子のように運転席と助手席の間からフロントシートへ乗り込んでいく。カギを差し込めばクラクションは止まるはず。カギ束を手に必死にカギ穴を探る。焦れば焦るほどカギ穴は見つからず、やっとの思いで探り当て、ガチャガチャとやってもカギは中に入っていかない。それもそのはず、手にしていたのは車のカギではなくマンションの部屋のものだった。

取説

 深夜にクラクションを鳴らすという迷惑行為を犯してしまった私は、しばらく車内で茫然としていました。「この車、壊れていたのかな、買ったばかりだというのに」という思いも重なり途方にくれていました。
 しばらく経って、室内灯を点け、取扱説明書を見直しました。索引で「リアシート」を調べます。指示されたそのページに行くと、フラットシートにする方法やリクライニングの仕方などが書かれていますが、初歩的な「ドアの開け方」などは書いてありません。
 それから思いつくいくつかの検索ワードで取説のページを何度も繰っていいると「チャイルド・ロック」に辿りつきました。パワーウインドの集中ロックが運転席のパワーウインドの操作ボタンの1つにあるのは分かっていましたが、後部座席に乗った人、例えば子供が中からドアを開けてしまわないようにする安全装置が備わっていることを認識していませんでした。
 エブリィ購入以前から乗っている車にもリアシートには中から開けられないようにする機能がありました。そういえば、その車を購入したときも、目的地に着き後部座席に乗せた人に「さあ、どうぞ」と言ったものの扉が開かず慌てたことがありました。
 安全機能のついた良い車だったのです。

なんで欲しくなったか!入手までの経緯

 1年前(2021年)の夏〜秋にかけ軽トラを借りて利用する機会があって、それ以来、約半年間、軽トラ購入を考えて色々調べていました。ちょいアゲとか、軽キャンとか、コロナでめいめい自動車移動へのシフトとか、ガソリンの高騰もあり、軽自動車の、それも中古車への注目度が高まったとか。さらに、これもコロナの影響もあり部品などの不足もあって品薄。物不足というようなことも知りました。モノの値段が上がっているのか、お金の価値が下がっているのか、いろいろ考えながら、欲しいものがあるなら買ってしまうのも手かと思い始めました。いつの間にか軽トラからハッチバックのワンボックス車、ミニバンにターゲットを軌道修正。エブリィ・ワゴンを入手することになったのです。このnoteでカーライフ分野にも広げてみようかなと思い始めているとこです。

予告!ルーフキャリア・ルーフラックについて

 近々、ルーフキャリアについてのレビューを予定しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?