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防災講演会とワークショップ 知ろう!学ぼう!やってみよう!〜絆でつなぐ北区防災パッチワーク〜

 こんにちは!北区盛り上げ隊です!
 今回は令和6年1月21日(日)、大宮交通公園で北区自主防災会連絡会の主催で行われた防災講演会とワークショップにお手伝いとして参加させていただきました!今回はその活動日誌です!

 北区は自主防災組織として、学区単位で十九の自主防災会が、町内会単位で525の自主防災部があり、「自主防災会連絡会」とは、学区の枠をこえ、各自主防災会の活動に係る情報交換を行なっているそうで、今回はこの活動の一環としての行事でした。

 講演会では、4名の方がゲストスピーカーとして防災についてのお話をしてくださいました。地震が起きるサイクルや、起きる場所の周期から、そろそろ内陸地である京都にきてもおかしくないと言うお話から始まり、老若男女様々な参加者の皆様が真剣に耳を傾けていました。


講演会の様子

 大災害が起きた場合にも、必ずしも避難所に行く必要はない、むしろ、数が限られているので、できれば在宅避難をしてほしいと言う事でした。単純に考えて、公共の場所に住民全員が避難するスペースはありません。ただ、災害時にパニックになってしまうと、すぐに避難場所に避難!と言う考えにもなりかねないので、こうした話を聞いておくことで、災害時に少しでも冷静に行動できるのではないかと感じました。

 また、ペットの防災や、聴覚障害者と言うテーマのお話もありました。どちらも決して他人事ではなく、将来的に自分がそうなったり、居合わせた人に理解を示す上で、重要なお話を聞く事ができました。東日本大震災時に帰ってきたペットは1割ほどだったが、その多くはGPSをつけていたと言うお話や、聴覚障害がある人にはジェスチャーをつけて意思疎通をしてほしいと言うお話など、すぐに行動できることや、頭に入れておくだけでいざという時に役に立つような、貴重なお話を聞く事ができました。

 後半はゲストスピーカーの方を中心に、ワークショップ(様々な体験)が開かれました。
 災害時に役立つクイズや、手話の講演など、様々な体験をする中で、皆様楽しみながら学ばれていました。

 中でも特に盛り上がっていたのは、北区おやじ・おふくろの会連絡会主催の、かまどベンチコーナーです。ここでは実際に薪割り体験をする事ができ、若者を中心に数多くの方が薪割りに挑戦していました。盛り上げ隊の隊員も学びながら、楽しむ事ができたようです。

 今回の活動で、改めて災害に対する対策と、ハザードマップや家具の固定方法など、生き残るために知らなければならないことがたくさんあることを痛感しました。南海トラフ地震は2、30年の間に高確率でやってきます。皆様も自分の身を守るために、まずは何か一つ行動してみませんか?

北区盛り上げ隊 藤本 聡