第4回 北山街協同組合 野中修一さま
お話をお伺いしました北山街協同組合 野中修一さまにおかれましては、昨年ご逝去されました。
野中さまのご生前のお姿を偲ぶとともに北山街協同組合代表理事としてのご功績を称え、同組合の事務局さまのご了解の下、記事を公開させていただきます。
野中さまのご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。
こんにちは! 北区盛り上げ隊です!
今回は、『北山街協同組合』で代表理事を務められる野中修一さまにインタビューをさせていただきました。
1.北山街協同組合とは?
北山街協同組合は、北山を愛する人達で発足した今年で30周年の組合です。「北山をもっと活性化させたい」という思いで飲食・アパレルといったジャンルを問わない色々な商店が集まっています。これまで様々なイベントを開催してきました。中でも昨年まで開催していた北山ハロウィンは大規模なイベントで、秋の恒例行事として楽しまれていました。
HP :https://www.kitayama.or.jp/
2.北区との関わりについて
まずは、加盟店同士の関わりがあります。
理事会というものが毎月1回の頻度で開催されていて、話し合いの場となっています。実際に会って話す機会を作ることがコミュニティ形成の第一歩になります。
また、我々は北山街を指定管理しています。過去には協同組合が出資し、北山に石畳を作成しました。石畳は街の雰囲気を変える重要なものです。これは今の北山らしさにも繋がっています。
今では想像つかないかもしれませんが、かつては畑が広がっていました。バブルや地下鉄の駅ができた影響で、人の流れが変わり現在の姿になっています。
3.学生に対して
多くは求めません!が、行っていることに面白みを感じてもらうと自分の人生に繋がっていきます。今回のような取材も、単発で終わることなく次に繋げていくことが何よりも大切です。自己満足ではなく、つながりを引き継いでいき地域全体の活性化に繋げて欲しいです。
将来的には、学生主催でイベントをするのなんてどうでしょうか? 実行委員会の作成から、資金集め、広報まで全て学生が中心となって行うイベント。始めは小さくても、明確な目的を決めてやってみることが大事です。北区にはたくさんの大学があります。協同して大きなイベントを開催するのも良いですね。協同組合でもこれまで色々なイベントを行ってきました。中でも昨年まで開催していた北山ハロウィンは大規模なイベントで、秋の恒例行事として楽しまれていました。子どもたちの思い出作りとして地域を超えて愛され北山の賑わいに貢献していました。北山は夏が閑散期です。夏に大きなイベントがあると面白いかもしれませんね。
今回の取材の感想として
今回はわたしたち学生が知らなかった昔の北山の様子や、現在の姿への流れなど興味深いお話をたくさん聴かせて頂きました。
我々北区盛り上げ隊のこれからの活動への勧めもいただき、とても充実した時間となりました。わたし自身、この活動に対してさらなる可能性とまだ見ぬ楽しさを感じられました!
改めて、北山街協同組合 代表理事 野中さまありがとうございました。
今回はここまでになります!
次回の取材記事も楽しみにお待ちください。
北区盛り上げ隊 齋藤 千咲