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読書備忘録28

この本に求めていたコト

FUKUSENの細野さんのイチオシの推薦図書であったので、まずは読んでみようと思った

感想

率直に教科書のような存在であると思った。ノウハウよりも考え方や概念を筆者は説いており、筆者の考えを正当化するように、実在の企業のケースを交えて、伝えたいことが書かれていた。

・戦略の目的は長期利益の実現
・戦略を考えるためには競争優位とコンセプトの2点をはっきりとさせておく必要がある。
・コンセプトはエンディングの状態から固めて逆回しでストーリーを考えること
・ストーリーは窮屈すぎるくらいでちょうどいい
・コンセプトは本質的な顧客価値の定義=本当のところ、誰に何を売っているのか
・コンセプトは誰に喜ばれ、誰に嫌われるか

ストーリーは部分的には非合理でも全体で見ると合理的な物語になっていることが大事。他社から見て、見えている部分だけを真似してもうまくはいかない。一見、他社から見て非合理的過ぎて手を出してこないことが競争優位につながっている。=賢者の盲点を突く

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