合同会社を法人設立ワンストップサービスで作ってみた(2024年)
個人事業主として、クライアントワークを行いつつ、2つの事業を回していました。
今回、事業の一つを切り分けて、合同会社とし、合同会社と個人事業主というハウブリッドなスタイルとすべく、合同会社の設立を決心!!
ご存知の通り、合同会社なら、設立にかかる費用も抑えつつ、法人を持つことができるというメリットがある。今回、とにかく費用を抑えつつ、法人を作るというとで、株式会社ではなく、合同会社とした。
さて、法人設立どうやってやろうか。
個人的には、イバラの道の方が好きだ。
士業の方に頼むことが楽なのはわかっているものの、それでは、ちょっと味気ない。
会社設立の機会なんて、そう多くないのだから、自分でやってみるのも一興という興味と政府がどうしても活用してほしいマイナンバーカードを最大限活用するのだという強い想い。
この二つの想いを心に秘め、あまりみんなに止められつつ、法人設立ワンストップサービスで法人設立をしてみようとなった!
法人設立ワンストップサービスとは
「法人設立ワンストップサービス」では、マイナポータルという一つのオンラインサービスを利用して、これらの一連の手続を一度で行うことができるというもの。
じゃあ何がよいかというのは、この一枚の図でわかるかと思います。
ただ、これを使うのは、設立時の1回のみなので、あまり経験の蓄積がされず、周りの人に聞いても、士業に任すという従来の方法なので、使わなかったとか、士業の友人に聞いても、評判が悪いということで、広まっていないのだろうなと感じます。
やってみた感想:本当にめんどくさい。
個人的には、忍耐力もあるし、大概のことはできる人間ではあるが、そんな自分でもかなりイライラとした。
(周りの人たちに聞いても、まずそのマニュアルの多さ・そしてわかりにくさにうんざりして諦めたと)
とにかく、親切さのかけらも感じられない。
業務改善、DXだと言われる昨今、マイナンバーを活用せねばという国の焦りもあって、DX化しようとなったのだと思う。
しかし、従前のやり方を変えて、会社設立の対応を民主化する(誰でもできるようにする)となると反発が出てしまう。。。
「そうだ!システムを作ってわかりにくいままにしよう!そうすれば、一般な人も士業の人に相談にいくだろうから、文句言われないだろう」
そんな忖度が見えた気がした。。。(全部想像ですが)
絶対もっとわかりやすいシステムがあるはずだと思うけどな。。。
さて、愚痴はこの辺として、
法人設立ワンストップサービスについてやり方
上記のサイトはとても参考になりました!!
とても丁寧に解説されており、そのまま進めていて、問題はなかったかなという感じでした。
さて、電子申請を行う場合、申請書類はすべて電子署名を行う必要があります。
ここがまためんどくさい。
クマガイの社長Blogでは、
電子署名は、リーガルストアの電子署名用ソフトを別途購入されて実施されているようです。
こちらはあまり使用機会のないものにお金使いたくないし、そもそもマイナンバーカードを活用するのだという強い気持ちがある。
マイナンバーを使って無料ソフトでできるのは、Adobeを使った電子署名です。(カードリーダーは買わないといけないので、実際には、無料ではないのですが・・・)
PDFの電子署名については、とても苦労しましたので、その件についてはこちらで。
PDFで電子署名した資料を添付しつつ、法人設立ワンストップサービスで進めました。
無事、申請完了!!!
しかしその後も、法務局からも連絡が来たり、やり取りが本当に多いです。
かかった時間
2024年6月29日に、書類関連を作り始める
2024年7月8日 法人設立ワンストップサービスでの申請完了
差し戻し、電話対応・・・
2024年7月18日 法人設立完了
2024年7月27日 全ての申請完了
最後の最後まで、健康保険関連の申請が上手く進まず。。。
日付が合わないからもう一回申請して。
→再申請でもまた一から入力・・・入力完了しても、エラーで自動差し戻しになる
→ダメなら、送信前にエラー出してよ・・・
私これ本業ではないので、ほんとになんとかしてとなりましたが、
専門家含め、やった経験のある人がいなかったので、助けてもらうことはできず。。。
専門家の方々にお願いするのが、絶対に楽ではありますね。
メリットは、すべて在宅でできたということはよかったことでしょうかね!
システム改修を強く望みます。でないと、これは税金の無駄遣いになりますね。
普段、この手のブログは見る専門で書かないのですが、あまりに情報が少なかったので、書きました。
この記事が誰かのためになることを強く願います。
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