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和田拓也に聞く勝村周一朗vs鈴木みのる~その2~

前回は主に勝村さんの印象やアマチュア時代、修斗など過去の話が中心に。
そこからやはり辿り着くSKアブソリュート、そしてパンクラス。
今回は鈴木みのる選手についての話から2人の試合について聞いてみた。

ワダタクも憧れた鈴木みのる

(その1より続き)
敵というか、やっぱ竹内(出=SKアブソリュート)さんと光留さんとか…

だからそうだね、元々敵だったけどそれのボスでしょ?鈴木さんは。
でも鈴木さんはその時はもうセコンドにはいたけどパンクラスのリングには上がっていなかったから、まぁ敵というか敵のコーチみたいな感じだったよね。
選手は光留さんとか今戦ってるハードヒットのメンバーだったけどね。

でも今もう光留さんとは盟友というか、近しくやってる中で。
和田君もプロレス初めて鈴木さんの印象が変わったりとかってのはあった?

ん~昔はやっぱり本当に好きで、好きで好きで鈴木さんを目指してたから。
実際今になって同じ興行に出るなんて思ってもいなかったし。
リング外の印象とかもかなり違うんだなぁって。
俺は弟子とかじゃないから会場で会っても挨拶するくらいだけど、後輩とかには本当に優しいお兄さんなんだなぁって感じはしますね。

なんというか自分もプロレス界に入ってからの方がより鈴木さんの魅力に気付いたというか。
デカいじゃないですか、デカいし深い。でもそれって僕が思ってるよりももっと凄いんだろうなって。

本当に昔から目指してた人だからそんな簡単に俺も話しかけたりはしないし、挨拶するにも緊張するし。
まぁそんな鈴木さんとよく試合するなって(笑)
だって今でもハードヒット出てる俺すらやってないからね。
触れた事も無いし練習した事も無い。
そんな鈴木さんと勝村周一朗がやるんだ!みないなね。

凄いよね?

いや、凄いよ本当に。

やっぱ和田君から見ても鈴木さんは特別というか…

そうだね、本当に憧れてた人で

ファンの時から?

そう、高校生の頃に鈴木さんがこんなトレーニングやってたら俺も同じ様にやるとかだったから。

そうだよね、本当に僕らが高校生くらいの時がパンクラス旗揚げだもんね。

テレビで試合もやってたし、道場の練習風景とかもやってたから。
鈴木さんがこういう技やってたから俺も真似してやってとかは今でもあるから。

和田君から見てもこの試合は凄い事だと?

そうだと思うよ。

いや、鈴木さんて頭の回転がめちゃくちゃ早いし常に冷静に周りを見てるし勝負感みたいのが凄いのよ!ここ!ってとこは僕必ず負けて来たから。めちゃくちゃ強い。あ、これは麻雀の話なんだけど(笑)

なんだよ(笑)

勝負の鍵を握るのは…

いよいよ明後日に迫った大一番

どんな試合になるんだろうね?

いや~まずね、プロレスだったらまだまだ早いんじゃないの?って言われちゃうんじゃないかな?
体重差もあるしね。

確かにね、70キロと102キロだもんね。30キロ差!

厳しい試合になるよ。

勝機みたいのはあるんですかね?

勝村さんて持ってる一発で極めたりする力はあるからね。
そこは鈴木さんも油断は出来ないよ。
格闘技の技術で言えば勝村さんの方があるかもしれないし。

勝村さんは今セコンドで対戦相手の研究とかをよくするから、試合決まってから鈴木さんの試合も見まくって研究してるみたい。
狙い目はあるみたいな事は言ってたかな。

そうだね、絶対じゃないからね、試合は。

修斗vsパンクラスの側面も…?

勝村さんは年齢の事もあるし団体内で一歩下がったりする部分もあったんだけど、ガンプロ最大のビッグマッチって事で「それなら自分もプロレス人生最大の勝負がしたい」ってところから今回の試合に辿り着いたんだけど。

あ、そうなんだ!

それで本当に実現するかは分からないけど交渉しよう!って。

やっぱ恵まれてるよね、そういうところは。

これも昔からある引きなのか、鈴木さんが海外行ってたら無理だったし。
新日本があっても無理だったろうし。
なんかこう一発で引く力っていうのがね

持ってるよね、本当に。
なかなか出来ないからね。
でもさっきの話じゃないけどプロレスに拘りすぎるとやられちゃうかもね。

思う壺かもしれないね。
やっぱ憧れと勝負は別の所にあるから…

最後に、勝村さんに年齢は言い訳にしないように言っといてよ(笑)
仕事は忙しいんだろうなとは思うけど。
俺はコンディションいいぞって。

じゃあ和田君もガンプロ出て下さいよ!

勿論!是非是非!

今日はありがとうございました!

おわり

和田拓也ガンプロ参戦はあるのか!

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