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庭木の手入れにも、適期、不適期あり

先ほど、人と話していて、気になる言葉を聞く。

ご近所のお家が、最近、樹木をきれいに切っているので、「わが家もしなくては」と思って切った、とのこと。

実は、今のような新緑の時期は、剪定には適しません。

理由は、落葉して冬越しした樹木は、春になって枝葉を出すために、大事に溜めていた貯金(蓄積エネルギー)を使い果たしているからです。

だから、出産直後のお母さんのように、体力が低下しています。

そのような時期に、せっかく出した枝葉を切り詰められると、少なくなった貯金を使って、また最初からやり直さなくてはいけなくなります。

それがどれくらいしんどいことか、想像すると、わかるような気がしますよね?

そして、そんな状態だと、病気や虫にも、やられやすくなる。気象なんかのストレスにも弱くなります。

なので、できることなら、秋か冬まで待って、樹木にとって負担の少ない時期に剪定してもらえると、ありがたく思います。

今年は無理、ならば、来年からは、負担の少ない時期の剪定作業をお願いしたいです。

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