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『測りすぎ』 では、どうすれば?

現状が測りすぎなら、どうすれば?が気になるところですよね。

本書から、一部、ご紹介しておきます。表現を一部、簡略化させて頂きます。

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米軍の暴動鎮圧活動における、実績測定のもっとも優れた利用例が示すこと。

標準化された測定基準は、不正の温床となることが多い。

それに対し、特定のケースに合わせられた測定基準、
特に現場経験がある人が開発した測定基準は、本当に有益になり得る。

このような事例で難しいのは、共通のテンプレートを捨て、
計測する価値のあるものが何かを見いだすこと。
そして、特定の状況下で数値の実際の意味を知ること。
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測定は判断の代わりにはならない。測定は、判断を要するものだ。

測定すべきか、何を測定するのか、どうやって測定するのか。
測定対象の重要性評価など。
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測定に執着する危険性について、これまで述べてきたことを前提にすると、
ことあるごとに考えるべきなのは、測定基準を全く使わないのが最善の場合もあること。
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仕事で機器を用いた測定に疑問を感じることも多いので、これらの言葉は響きます。他の分野のお仕事をされている方は、どうでしょうか?

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