「大統領、私は人類を月に送ることに貢献しているのです」
アメリカ合衆国🇺🇸ジョンソン大統領がNASA宇宙センターを訪れた時のエピソード。
ある日、NASAのオフィスは、数日前から続いた嵐の後始末に追われていました。ジョンソン大統領は廊下を歩いていて、モップを手に忙しく働く清掃員を見かけ、ふと声をかけました。
「君は、私が出会ったなかで最高の清掃員だ」
すると、清掃員は言いました。
「いいえ、大統領閣下、私はただの清掃員ではありません。私はこのオフィスを掃除することで、人類を月に送ることに貢献しているのです」
文献によって細かな描写やセリフに違いはありますが、このエピソードで重要なのは目的意識の高さ。
ケネディ大統領の「10年以内に人類初の月面着陸を成功させる」という目標の意義にみな共感し、関係者みなが「私も人類を月に送ることに貢献している」と信じ、業務に臨んでいる。
大きい会社になればなるほど取り扱う商品は多岐に渡り、相手にしているお客様も様々。一見業務に関係ないように見える雑務もたまにはあるかもしれません。
そのため、「なぜこんな仕事を私がやらされているんだ...」と思うことも。
ただ、同じ作業でも目的が違えば見える景色や学びは変わります。自分の業務の意義、意味を棚卸してみるといいかもしれません。
Product Owner at docomo / プライベートでもC向けWebサービス作ってます / 元 #入江開発室 / #nyan / SketchやXd、Figmaなどのデザインアセットのシェアサービス #collin