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きし とうか (小説&写真)
2015年10月14日 20:49
そう思っていた。先の見えない道だと。険しく果てしのない道のり。それを歩いていく覚悟が本当にあるのかと。迷っていた時にまた違う人に逢った。「行ったことのない人は言う。たどり着くだけでも困難な場所だと。それは間違ってはいない。ただ、行き来する人にとっては、その場所は一里塚にしか過ぎないのだ。皆がその場所を通過しているのだ」目から鱗。本当にその通りだ。険しくないことはない。ただ、乗