夏休みの帰省(寄生)旅行
8月はまとまった休みを取りやすいこともあり、せっかくだから「遠くへ」という気持ちで海外に行くこと多いのですが、今年は円安の影響もあってか、夏休みの計画自体に気分が乗らず、気づけば7月中旬に。。。
ジェームス一家は沖縄に帰省(なぎ子は沖縄出身)するとのことでした。「私も沖縄いこかな」と呟くと、「お、合わせていく?」
ジェームスがスマホでささっと同じ飛行機を手配し、なぎ子実家近くの宿もおさえてくれ、ものの見事に寄生旅行が確定しました。ジェームス一家との沖縄帰省(寄生)は実は2回目。前回は那覇を中心に滞在したのですが、今回は、中部の沖縄市を拠点に北は山原(やんばる)の森まで行くという5泊6日のプランです。
Day1
伊丹空港に集合していざ出発。
あっという間に沖縄到着!
なぎ子マザーと合流し、最初の夕食。
Senor Taco
なぎ子マザーもお元気そうでした。子供達は約半年ぶりにばーちゃんと再会してとても嬉しそう!この団欒に、私もナチュラルに同席しています。
Senor Tacoの数軒先にあったケーキ屋さん、メルローズ
レッドベルベッドケーキ、キャロットケーキ、ピーカンナッツパイなど、アメリカ留学時代に食べていたスイーツが!アメリカ人のオーナーの奥様のケーキ屋ということで、本場の味なのでしょう。どれをデザートにしようか迷いながら、なぎ子マザーおすすめの「ジャーマンチョコレートケーキ」にしました。これは、初めて食べましたが、美味しい。。。ココナッツも入ってます。食べ慣れたチョコレートケーキではないんです。あまりの感動に、アメリカで好きだったレッドベルベッドやキャロットケーキの思い出が上書きされてしまいました。
Day2
やちむんの里
私の希望のやちむん(焼き物)の里。温かみのある素朴な沖縄のやきものが大好きなんです。お店を見ながらみんなでぶらぶらしたり、猫と戯れたり。ジェームス一家は、どんぶりを購入。
かのんくん希望の「塩作り体験」へ
濃縮された海水を石窯で沸騰させ、水分を蒸発させていきます。塩の形状がどんどん変わって、サラサラになる様子が面白い。子どもたちも飽きずに混ぜ混ぜ。シママースの会社が運営しているので、先生のお話から塩への思いも伝わってきました。
可愛いやちむんに入れて完成。自分へのいいお土産ができました。
Day3
この日は別行動。あくまでこの旅は、ジェームス一家の「帰省」なので、なぎ子のグランドマザーや、大学時代の友達との再会の時間ももちろんあり、そんな日は別々の時間を楽しみます。この日私は那覇へ行くことにしました。
やちむん通りへ。
可愛い4寸の小皿を見つけました。
誰かが家に来た時のために、2枚買おうかなと思ったのですが、この柄は最後の1枚とのこと。まあ一人暮らしだし、自分の分だけ買うのでいいか、と思っていたところ、私の心を読むようにおばちゃんが言いました。「一人暮らしの人の方が、2枚で買っていくよ。一枚じゃつまらないからって」。なるほど。やっぱそうしよう。でもこれ一枚しかないやん。
この4寸の小皿は気に入ったので、1枚で購入。近くのお店で、気に入った4寸の小皿を一枚買い足しました。
お昼は平和通りでソーキそばを
新しいものに挑戦したくて、何かわからなかったけど「うむくじ天ぷら」を注文。優しい芋の甘さで、もちもちした食感。めちゃくちゃ美味しい。あとでなぎこに聞いたら、おやつとのこと。
カフェで休憩
かき氷と思いきや、下に小豆が入っていて沖縄のぜんざいらしい。大阪人の私としては、かき氷も食べた上にぜんざいも食べられて満足度高。器も素敵でした。
このあとおきミュー(沖縄県立博物館・美術館)へ。実は、旅の計画時、かのん君におきミュー行かないか聞いてみたのですが、「いやや!博物館って物並べてるだけやん!」とのことでしたので、一人で行ってきました。
Day4
やんばるの森を目指し、北へ。
途中、許田の道の駅で色々お買い物。
山道では、ヤンバルクイナの看板が出てきました。ロードキルしてしまわないように車をゆっくり走らせます。みらい君、ヤンバルクイナが飛び出してこないか、道路を注視してくれました。人にも動物にも優しいみらい。
クイナの森にてクー太と
お昼にソーキそばを食べて、かのん君待望のみるくファームへ
そんな大きいの食べれるん?という大人たちのコメントにも、「かき氷って水やから」と通常サイズ(結構大きい)を注文。食べ終わったあと、「小」でよかったとのことでした。笑
みらい君が一番楽しみにしていたナゴパイナップルパークへ
パイナップルをテーマにした、テーマパーク?のような、パイナップル加工品のお土産もの屋さんのような、なんと言ったらいいのか、、、な場所、ナゴパイナップルパーク。
小学校6年生になったみらい君には少しお子様すぎたかな?と思いきや、「今回の旅で一番よかった」と。まさかのあんなに観察していたヤンバルクイナを差し置いての、パイナップルパーク。楽しかったならよかった!
Day 5
うるま市のビーチへ
ぬるま湯に使っているような心地よさ。ぷかぷか浮いているだけで気持ちいい。
午前中ひとしきり泳いで、午後はSUPへ。
SUPは私がやりたかったのですが一人では寂しいので子どもたちをお誘いしたところ「やってみたい!」とのこと。ジェームズ&なぎ子は見学。
みらい&かのんは初のSUP。
最初バランスがとりにくそうだったみらいもぐんぐん進めるように。ええ顔してました。
運動神経抜群のかのんは、先生に教えてもらった回転(ボードの後ろに重心をかけて、4回漕いで360度回転する)をすぐに習得。それどころか、3漕ぎで1回転できちゃいました。さすが。かのんはフィジカルなことに挑戦するのが好きみたいです。
また、琵琶湖でもSUPしよう!とお誘いしておきました。いつまで一緒にSUPしてくれるでしょうか。
夜は、なぎ子のバースデーを祝うべく、「味自慢」へ。
「普通の居酒屋さんに行きたい」というなぎ子のリクエストでした。島らっきょやもずくの天ぷらなど沖縄の料理も食べて、故郷の味を堪能できたなぎ子。
Day6
帰りの飛行機で、みらい君の自由研究ノートを読ませてもらいました。沖縄に来る前から「なぜ沖縄のパイナップルは有名になったか」「なぜ沖縄の川は短いか」「沖縄の基地問題」など自分で事前学習をしてきたみたいで、読み応えがあり私も勉強になりました。ここに沖縄での楽しい思い出を毎日ジャーナリングし、壮大な旅行記に仕上がっていました。海で泳いで疲れた夜も、黙々と文章を書いてたそうです。とても知的な人に成長しているなと思います。
この旅で感じたこと
やっぱり、ジェームスファミリーとの旅行は、「安心」「楽しさ」で溢れていました。観光地でも、食堂でも、道の駅でも、どこに行っても、何をしても、穏やかで楽しい時間になるんですよね。みんな自然と「ここ行きたい」「あれがしたい」と言って、一緒にやる。自分だけではしなかっただろう体験の中に、新しい発見や、楽しい会話が生まれて、気づけばとても良い思い出になっています。
一緒に帰省するような友人関係はなかなかないと思いますが、そんな友人を持てたことに改めて感謝する機会となりました。なんでこんなことができる関係になったのか。「ただ気が合うから」だけじゃない気がします。ジェームスとは小学生時代から、なぎ子とは大学時代から、一緒に遊んだり、ご飯を食べたり、話したり、助け合ったり(助けてもらうことの方が多いですが)、時に一緒に暮らしたり、そんな積み重ねが私たちを家族のような友達?友達のような家族?にしているのかな、と思います。
ジェームス一家となぎ子マザーに心から感謝です。プランニングから運転から何から何まで担ってくれたジェームズ、ナチュラルに寄生を受け入れてくれるなぎ子&子どもたち、娘の旦那が友達を連れてきても一緒に遊んでくれるなぎ子マザー、
にふぇーでーびる