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ドリームオーダー チャレンジカップ名古屋レポ

はじめまして、「きさらぎ」です。
今回はBCF2024名古屋会場で開催されたチャレンジカップに参加し、いい結果が残せたのでnoteを書くことにしました。
文章を書くのはあまり慣れていないので読みにくい部分もあるかと思いますがよろしければお付き合いください。

内容は当日レポートや使用デッキの解説、大会への準備等になります。
全文無料になりますのでなにかの参考になれば嬉しいです。


・大会結果

まずは大会結果ですが、優勝することが出来ました!

予選ラウンドは、
1回戦:中日ドラゴンズ 負
2回戦:阪神タイガース 勝
3回戦:中日ドラゴンズ 勝
4回戦:西武ライオンズ 勝
3-1で予選7位通過

決勝トーナメントは、
1回戦:中日ドラゴンズ
2回戦:東京ヤクルトスワローズ
準決勝:中日ドラゴンズ
決勝:阪神タイガース
と圧倒的に中日が多かったです!さすがドラゴンズのお膝元…
先発も高橋宏人、小笠原、山本昌と各々バラバラでドラゴンズデッキの研究量が相当ハイレベルに感じました。

対戦振り返り

1回戦目は予選全勝された、ベルツリーさんとの対戦、初戦かつ試合中少しゴタゴタしたこともありプレミ連発で負け。
ただ、ここで落ち着くことができたので残りの予選はミスなく対戦出来たので結果オーライです。

予選最終戦の4回戦目は西武ライオンズ、今まで対戦したことない唯一の球団がここでやってきました。
知識と経験を詰め込めてこなかった自分に喝を入れつつオーダーデッキを念入りに確認します。
見た感じでは外崎が一番厄介そうなので、外崎の前にランナーを出さないようにしようと試合前決めて試合開始です。

アップルパンチってなんかいいな…

今までの予選試合の中で一番慎重になりながらプレイしたおかげで無事勝利!
予選結果は7位で無事チャレンジカップ東京戦に引き続き予選突破です!一安心…

決勝トーナメントは、予選の抽選システムに不備があったらしく予定していた時間よりも少し遅い時間からの開始でした。

1回戦目の中日ドラゴンズは運よく1点を取れたのでそのまま投手リレーで守り切って無事勝利。
1-0 勝利

2回戦目のヤクルトスワローズは後攻を取ることが出来たので出塁することを意識しつつ、ビハインド時のヤクルトとはあまり対戦したくなかったので3回に得点することを狙っていました。しかし得点することが出来なかったためタイブレークへ突入。抑えの田口が見えていてはいましたが3枚は公開領域になかったのでお祈りでプレイ。
タイブレークする際に置いたアウトエリアの中に田口が埋まっていたこともあって判定に勝ち、サヨナラに。
1-0 勝利

準決勝も中日ドラゴンズ。予選1回戦目で負けたことがフラッシュバックしてきましたが先発は山本昌…

え…山本昌…?当日配布された以外では協賛試合の特典でしか配られていないものを揃えてきてる…?と相手のやる気が垣間見えたので内心はドッキドキでした。
山本昌のサイコロ判定マイナス2が重くのしかかってきますが隙間をついて得点できたので後はいつも通りの投手リレーで逃げ切り成功
4-0 勝利

決勝戦は阪神タイガース
ここにきて一番相性が悪い球団が来てしまいましたがここでも運よく後攻をゲット。
覚醒を多く使用する球団というのもあって1,2,3の覚醒持ち選手には勝負師で守りつつ、なんとか1点!と思いましたが岩貞と岩崎に阻まれ得点できずにタイブレークへ

なんでこんなに強くて4枚も引けるんだ…
枚数が読めないが一番辛い

相手は完封リレーしてこともあり1番の森下がバッターへ
なんとかも守りたかったですが強振勝負に負けサイコロを振られることに…
ギャラリーは沸き立ち、もう負けたかな..と思いサイコロを見たら結果はアウト。
最後の最後は今日は運がいい!と沈んでいた気持ちを上げて攻守交代に

(記憶が少しあやふやなのですが)手札には貯めていた佐野に桑原、強振AP2などミートも強振も選択できる手札でした。
相手のレストエリアには勝負師が1.2枚ほど見えていたので覚醒するかどうか悩む上に、相手がミートと強振どちらで守ってくるのか…時間無制限なので一旦落ち着いて考えます。
ここで思い返してみると相手が攻める時には「強振」を選択していたことを思い出し「勝負所では強振選択する人なのかな?」と考えました。
佐野は強振を選択すればサイコロ+2になることも加味して相手は強振で守ってくる!と決めて覚醒しつつもここは強振ではなくミートを選択し勝負へ…!

そうすると見事判定に勝利!!!もう気分は優勝!!!気分揚々にサイコロを振ったら結果は「4」!!!!

ん?????4?????

佐野の元々持っている+1は強振で。覚醒しても特に増えないので結果はアウト…

え?ここ一番で読み切って外すの???と一瞬真っ白になりました。

こうなる試合はイニングエリアのコスト勝負です。自分のコストは8で相手は5。3コストのカードがアウトエリアにあったら今度はタイムカードの残り枚数判定になります。
対戦相手のネイヴさんの粋な計らいでアウトエリアのカードを1枚づつ捲ることに。

最初のカードは2コスト、一安心…

2枚のカードはコストなし、頼む…!

最後のカードコストは…

「2」

なんとか優勝!!嬉しいよりも一安心でした…
その後はドリームオーダーのヒーローインタビューを行い、気持ちも舞い上がっていたので応援タオルを掲げて記念撮影。その後トロフィー(サムネ)を貰ってここでようやく喜びが上がってきました。
いい遠征になって本当に良かったです!

・使用デッキ「横浜DeNAベイスターズ」

当日使用したのでベイスターズです。レシピは↓になります。

ベイスターズを使用したのは球団ファンというのが一番の理由です。
ドリームオーダーのモチベーションを高く持つためにオーダーデッキは最高レアリティに仕上げました。本当に結果を残せて良かった…

1弾環境というのもありますが自分目線では特定球団が特別強い。とは思えなかったので別球団はあまり考えなかったです。好きに勝るものはありません。

次はデッキの攻撃と守備について解説します。優勝してから1週間以上経ってしまったのですが、今書いていてもこれが自分にできる最善のプレイングだと自負しています。

攻撃面

打順についてはメジャーリーグを参考にし、2番に最強バッターの牧を中心にした打順です。

あまり野球に詳しくない方は↓の記事が参考になります。

下位打線でもホームランを打てるようにするために各スタメン選手を1枚以上投入し、覚醒+値千金で1点を取れるようにしています。

この時の太田さんがまたみたい

ドリームオーダーは、1、2回でデッキがリフレッシュするので1枚しか入れていないカードも十分に活躍できるのでこの方式を採用しました。

基本的な動きとしては1番から4番で1,2点取りそのまま逃げ切るのを主な動きしています、なので、1番のオースティンはメインデッキに3枚投入し出塁する可能性を上げています。相手が1枚で守ってくる場合は覚醒+値千金or強振サポートで、2枚の時は1枚のミートで攻めます。後ろに牧がいるのでなんとしても出塁はしたいのですが無理に攻めても後が苦しくなるのでこのあたりは割り切ってプレイします。

怪我しなけば歴代最強助っ人外国人
点取ったには心の中でいつもデスターシャしてます

牧もオースティンと同様に強振サポート+値千金を狙います。SNSに出てくるレシピでは牧が1枚採用が多く、相手目線は後ろの宮崎や佐野のことを考えるならここで勝負師を出してくるとは考えにくいと思うのでここでは積極的に覚醒するために2枚採用しています。2枚にしたもう一つの理由はまた後で解説するチャレンジカップ特有のルールにも関係しています。

3番の宮崎はほとんど覚醒しませんが、相手に「覚醒するぞ!」とアピールするためだけに採用しています。自分が優位の時に通ったらラッキー程度の感覚です。
佐野とくっつけているのは相手がどこに勝負師を出すか悩ませるためにするのが一番の理由ですが、対戦相手にどう感じたか聞いたことないのでうまく機能しているかは正直わからないです(笑)

基本強振しか選択しないのでミートはおまけ
一番ダブル覚醒したい選手No.1

1番から4番で特典あるいは同点の場合、これ以降の打順は無理せず1枚置きの強振で勝負していきます。相手のレストエリアにある覚醒や勝負師、直前にプレイしたカードの内容から相手の手札を考え「ここは攻めよう!」と思ったら値千金で大きく勝負にでます。特に林は強振+1を持っているのでAP4で油断しているところに覚醒+値千金でホームラン打つのが最高に気持ちがいいのでオススメです。

守備面

デッキには入江3、伊勢2、山崎3で可能な限りは覚醒で守ることを考えつつ要所要所は桑原、山本、勝負師で守っていきます。勝負師は守りのカードという目でプレイしているので基本的は守備ですべて使用します。

ドリオで凄い優遇されてる入江くん
いぶし銀な活躍をしてくれる伊勢
ヤ!ス!ア!キ!
センターはいつまでも桑原に守って欲しい
今や球界屈指の打てる捕手
ここでも入江くん大活躍

守備している時に大事にしているのは、
「いかにブラフで守るか」「相手に不安を与えられるか」
です。

実際の大会でも行ったプレイですが、
先発の東が打者一人目をアウトした後、すぐに伊勢or入江に交代した時は1枚で守ります。
この時守るカードは基本的には覚醒はせず桑原や山本、相手によっては勝負師という形で守ります。
そうすると相手の多くは覚醒で守ると予想し勝負師+αで勝負してきます。
相手の勝負師は不発し仮にサイコロを振られてもいい相手なら桑原と入江の効果でホームランの確立をぐっと下げてくれるので最低限の消費でかなりの効果をもたらせてくれます。
この時に勝負に勝つとこの後の勝負がとても楽になります。

「こちらはそっちの読みを読んで1枚で守れるぞ」という結果を出し、次の勝負も基本的は1枚で守ります。そうすると相手はまた同じなのか今度こそ覚醒なのか悩み、同じ結果にならないように1枚で攻めるか今度こそ得点するために大きく勝負に出ます。
この時大事にしているのが、相手が出したカードの内容です。この時に出てきたカード、そしてレストエリアの内容で大体の手札がこんな感じかな?というの大雑把ですがある程度決めつけてその後も勝負していきます。
覚醒はこの勝負を終えたあたりから山本と組み合わせたり、今度は覚醒1枚で守ったりと使用し、デッキがリフレッシュする前までにはすべて使用し、てリフレッシュ後も使えるようにしていきます。うまくいけば1試合で入江4回覚醒もわりと可能です。

守備で勝ち続けていくと相手は打線が繋がらないから強振で得点を!と単調な攻めになりもっと勝負が楽になり、結果3回には手札に抱えた山崎と勝負師を2枚同時にプレイしてゲームセットまで持っていくのが目標にしているところです。

・先攻後攻とマリガン(手札入れ替え)について

ドリームオーダーというゲームはカードゲームでは珍しく、後攻が強いゲームです。ベイスターズも後攻の方が有利なのでどの球団が相手であっても後攻を選択します。
特にヤクルトに対してはなにがなんでも後攻が欲しいです。ビハインド時のヤクルトは鬼のような強さで出来れば相手にしたくありません…

マリガンは先攻後攻で少し変わり、
先攻の場合:1番から4番の選手と勝負師、値千金を残し他は入れ替え
後攻の場合、桑原、投手、勝負師を残し他は入れ替え
にしてます。
先攻の方はあまり変えることが出来ず、どうにも動きづらさが付きまといます。
後攻は思い切って切れるので柔軟に対応でき試合展開も優位に進めることがしやすいです。

・チャレンジカップのルールについて

予選ではあまり関係ないですが、決勝トーナメントにはタイブレーク方式とタイブレークでも決着しない場合、イニングエリアのコスト勝負のルールが追加されます。

実際に決勝トーナメントでは2回タイブレークを行い、決勝戦はコスト勝負で決着しました。

チャレンジカップ東京でも決勝トーナメントではタイブレークを行っていたのでタイブレークとコスト勝負はかなり意識していました。
そのため、

  1. デッキ内には1コストのカードばかりのため、3コストのカードが欲しい

  2. イニングエリアに牧を1枚置いてもまだ覚醒できる

この2点を自分ではかなり重要視し、結果牧を2枚入れることにしました。
決勝戦は、牧、宮崎、1コスト、1コストの合計8コストで相手は合計7コストだったため、意識して本当によかったです。

・大会までの準備

自分の周りにはドリームオーダープレイヤーはおらず、お恥ずかしいながら友人もそこまで多く、オンライン対戦環境がなかったので基本的には一人回し+ショップ大会です。
ショップ大会の結果をTwitterにまとめて得失点や試合内容を振りながら細かい調整をしていました。(アカウント分ける前のことなので別のアカウントになります)

チャレンジカップ東京のデッキでは伊藤光と山本のダブル捕手で守っていたのですが、その後伊藤光を外してもほとんど失点せず、元々あまり得点が出来ていなかったので攻撃面のカードを追加したりと調整していました。

ドリームオーダーをプレイできないときは「#ドリオ優勝デッキ」タグでひたすら横浜デッキを眺めていました。
チャレンジカップ名古屋の前日までは投手は入江3伊勢3山崎2でしたがなにか納得がいかず、その時見つけたデッキに入江3伊勢2山崎3を見つけ「これだ!!」と思い入れ替えを行ってから寝て大会に向かいました。なのでぶっつけ本番なところもあったのですが結果的には正解でした(笑)

・ドリームオーダーで勝つために実践したこと

↑で書いた通り、私は基本1人なので見つけられる知識と経験には限界がありどうしたらいいのか…と考え一つの結論を出しました。それは、

プロ野球中継をみること

でした。

いやいや、横浜ファンならプロ野球中継くらい見るでしょwwwwと思うかもしれませんが、横浜以外の試合を可能なかぎり見て、フジテレビONEのプロ野球ニュースまで追うようになりました。

試合がある日は放映されるのでほほ毎日やっているのがいいですね

勿論ただ楽しく見るだけではなく、1球1球の勝負内容と解説者が話す打者目線&投手目線の話が目的です。

ドリームオーダーはカードゲームですが、勝負内容は実際の野球とそんなに変わらないと思います。繋ぐことに重点を置くならミート戦法、追い込まれたらフルスイングのホームラン狙い。それを読んであえて外した変化球や裏を読んでの3球勝負。それを解説者が解説してくれるので選手目線のことをプロ野球中継で学びました。

実際に中継を見てて、「追い込まれても1点差なんだから後ろに繋いでくれよ!!」「ここはホームラン狙ってくれ!!」「なんでここで高めストレートなんだよぉぉぉ…」と一人で盛り上がっていますが、冷静に考えるとなぜそう思うのか?解説者はどう感じたのか?はかなり勉強になりました。

あえて覚醒しない。ここは打たれても(サイコロ振られても)いいからゴロやフライで打ち取ろう(サイコロ判定マイナス)など、守備面の守り方はこの中継から学びました。

・最後に

もうすぐ2弾が発売され、この記事で書いた戦略が今後も通用するのかだいぶ怪しいですが、実践してきたことは無駄にはならないと思えることばかりなので、もし誰かの参考になったら嬉しいです。
2弾には強力な宮崎に東、戸柱と使ってみたいカードが更に増えたのでこれからもドリームオーダーを楽しんでいこうと思います。
また今後も大型大会が色んな地区で開催されたら遠征しようと思うで対戦されたら気軽に話してくれと嬉しいです。

この記事について質問などがありましたらTwitterのリプでもDMでもお気軽にください。可能な限り自分が経験したことは話そうと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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