出張メシ013 山口市 京料理店 坐楽(あぐら) 里芋の揚げ出し 580円
2013年03月18日
出張すると、ハシゴして、太る――というのが四十を過ぎてからの定番コースになってしまった。
そして、何軒ハシゴしても、結局最初に目を付けた店が一番気に入る、という法則も生まれつつある。
山口市湯田温泉でもそう。
最初に目を付けたこの京料理屋「坐楽(あぐら)」が一番うまかった。
実は焼き牡蠣が絶品だったんだが、ほのかに思い出されるのがこの「里芋の揚げ出し」。
出汁の中にほっこりとした里芋が浮かんでるだけのシンプルな料理だが、出汁の風味や、ネギの歯触りなどが口にノドに、胃に優しい。
「京料理は薄味」とよく言われるけど、出汁が濃くて塩がきついので、十分味は濃いように思う。砂糖と醤油がきつくないんだよな。
最近は、あんまり刺身を「うまい」と思わなくなったなあ。なんでだろう。
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