逃げてきた男 『ドワーフの大剣戦士(F757F1611F5E451D)』

画像1 何もかも置いて逃げてきた。置いてきたものは覚えていない。
画像2 正面より。鎧などを着ず、なぜ武器のみなのか?という点からイメージを膨らませました。大剣は砂を混ぜたベースコート後、錆っぽくドライブラシしています。
画像3 右手より。台座の草は時計回りに倒して固めることで、右足を後ろへ、大剣を身体に寄せて構えなおすといった体の勢いが表現出来たらなぁ、ともくろんでいます
画像4 左手より。左の革ブレイサー(でよかったかな?)使い込まれてる中でも袖近くのほうが黒ずんでるはず、とのイメージです。半袖の陰影は黄ばみ出したかったのですが腰の袋と被ったので洗いざらしっぽく
画像5 背面より。なぜか腰にある短剣は値打ちモノに見える。これは短剣が託されたモノであるということを表現してみました。ベルト、吊り紐、革の鞘、あと腕の革小手は違った革の雰囲気を出してみたい、と試みてます。成功できたかどうかは見た人次第w
画像6 足元。全体図写真では照明で見えづらかった箇所。下半身から裾部分、革靴などにかけていろんな泥汚れを重ねてみました。また右手はより力を込めて握りしめてるように血色の赤身を強めにしてます
画像7 顔右。塗り続けているうちにテーマが変わっていった場所。面構え。いかに病んでしまってるかを各部の肌の色で表現しました。側頭部は可能な限り滑らかに。疲れは頬骨の下や鼻のねもとあたり
画像8 顔左。鼻先の血合いや、側頭部の青みがいい感じで血色の雰囲気が出せたかな?と。不健康な人は肌が爛れてくるのでこちら側の頬はよりそれが顕著です
画像9 右目。間違いなくこのまなざしを描けてしまった事から全て始まりました。これを活かすためにほかの部位の塗装が存在します。髭の白髪はもうすこし細く描けたらなあと反省&再び修行中
画像10 左目。怯えと諦観と、目の下のただれ。一番上の正面顔を見ていただくと分かりやすいんですが、顔は左右非対称。だから心情が二つ描けて面白い。

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