ざっくりプレビュー vs東京ヴェルディ



第20節はホーム連戦で東京ヴェルディを迎え撃つセレッソ。ブルーノが出場停止になっています。
対する東京ヴェルディは澤井選手が累積による出場停止ですが、安在選手と平本選手が出場停止から復帰となります。

東京ヴェルディは暫定17位。19試合で16得点と得点が少ないですが、ここ4試合は連続得点中。前節は京都を相手に逆転勝ちをしています。

東京ヴェルディの選手を見てみると、高木兄弟をはじめとしたユース出身の年代別代表経験者や中後や船山といった過去セレッソに在籍した選手もおり、タレントは揃っているように見えます。

そんなヴェルディ、システムは4-4-2。攻撃時、横幅部隊はSBが担い、SHは絞りぎみのポジションを取ります。SHの絞る動きや降りてくる動きに相手SBが食い付くと、2トップの一方が出来たスペースに流れてきます。特にドウグラス ヴィエイラの動きが顕著です。

しかし、意図的な動きはこれぐらいでウチと同じくアイデア出していこう!サッカーに見えます。SHとCFの関係性もチームとして組み込んでいるというよりは、互いのプレーエリアがたまたまそこだったという印象。

守備に関してはペナルティーエリアの幅でコンパクトに守ろうというように見受けられます。序盤にハイプレス気味にボールへアプローチすることもありますが、無理に追いかけ回さず陣形のコンパクトさを大切にしているようです。

しかし、このコンパクトさへの意識のせいか、ボールをサイドに出された際、CBSB間が異様に空くことが多々あります。このスペースを単純に使われることもあれば、ボランチがこのスペースを埋めることでバイタルに新たなスペースが出来ることも。

ヴェルディのメンバーですが、前節勝利したこともあり、大きくメンバーを変えてくることもないのではないかと。出場停止から明けてくる安在はスタメン復帰するかも。2トップは杉本とドウグラスと予想してみます。

ヴェルディ戦のポイントとしては時間とスペース。
守備面では、個人技爆発で状況打開できる年代別代表選手たちには出来る限り、時間とスペースは与えたくないところ。

攻撃面では、ヴェルディのSBCB間の攻略。ここは必ず空きますのでトップ下やボランチがこのスペースに突撃したり、スペースを埋めに行ったヴェルディのボランチが空けたスペースは徹底的に使っていきたいです。

そのためにも大熊さん鉄板のサイドに起点サッカーをやってもらいましょう。相手をサイドに寄せてサイドチェンジし、相手がスライドすることで出来るスペースを使いましょう。

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